5.6　メールによる案件登録の検討

通常，案件をJP1/IM - Service Supportに登録する場合，［案件作成］画面を使って登録しますが，登録したい案件の内容が記載されたメールを指定されたメールアドレスに送信することで登録することもできます。

メールによる案件の登録は，JP1/IM - Service Supportを直接操作できないユーザーからも案件の登録を許可したい場合に利用できます。

メールによる案件登録を行うために必要な環境設定については，「8.14　メールで案件を登録するための環境設定」を参照してください。

注意事項

jssitementrybymailコマンドの実行結果は，ログファイル（jssitementrybymail_info数字.log）を参照することで確認できます。数字にはログファイルの面数が入ります。詳細については，「12.　定義ファイル」の「ユーザーログ定義ファイル（jp1itementrybymail.conf）」を参照してください。
メールによって登録された案件には，あらかじめプロセスワークボードごとに設定されているユーザーまたはロールが，担当者として設定されます。メールによって登録された案件はどのように処理するのか，その運用も含めて担当者を検討してください。
JP1/Service Support - Task Serviceサービスを利用して，メールによる案件の登録を行う場合，案件の登録後に案件が登録されたことがメールで担当者に通知されます。メールでの通知を行いたくない場合は，JP1/Service Support - Task Serviceサービスではなく，Windowsのタスクスケジュールを利用し，-mailオプションを指定しないでjssitementrybymailコマンドを実行してください。