5.1 JP1/IM - Service Supportの運用サイクル
JP1/IM - Service Supportによるサービスサポートに沿った運用を,円滑に実施していくためには,運用に入る前に次のことを策定し,取り決めておく必要があります。
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対象システム,プロセスの設計
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各プロセスでの作業手順,対応者の役割分担など,作業ルールの設計
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各プロセスの管理項目(重要度,優先度など,作業する上で必要な情報)の設計
これらのことを取り決めたあと,環境を構築,運用します。また,しばらく運用を続けたあと,蓄積された情報から案件の発生傾向や各プロセスでのボトルネックなどを分析し,運用をより良い状態へと進めていきます。
このように,JP1/IM - Service Supportの運用について継続的に改善する一連の流れを,JP1/IM - Service Supportの運用サイクルと呼びます。
JP1/IM - Service Supportの運用サイクルを次に示します。
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