JP1/Integrated Management - Message Optimizer
操作ログの出力形式,出力先,出力項目,および出力例について説明します。
操作ログは,操作ログのフォーマットであることを示す「CALFHM」,操作ログのリビジョン番号,該当する出力項目の順で出力されます。
CALFHM X.X,出力項目1=値1,出力項目2=値2,・・・,出力項目n=値n |
操作ログは,次に示すフォルダに出力されます。
JP1/IM - MOインストール先フォルダ\log\server
出力項目は,共通出力項目と固有出力項目の2種類あります。それぞれについて説明します。
共通出力項目に出力される値および内容を次の表に示します。
表I-2 操作ログの共通出力項目
項番 | 出力項目 | 値 | 内容 | |
---|---|---|---|---|
項目名 | 出力される属性 | |||
1 | 共通使用識別子 | − | 「CALFHM」 | 操作ログのフォーマットであることを示す識別子です。 |
2 | 共通使用リビジョン番号 | − | 「1.0」 | 操作ログを管理するためのリビジョン番号です。 |
3 | 通番 | seqnum | 通番 | 操作ログの通し番号です。 |
4 | メッセージID | msgid | KNAHxxxx-x | 製品ごとのメッセージIDです。 |
5 | 日付・時刻 | date | YYYY-MM-DDThh:mm:ss.sssTZD※ | 操作ログの取得日時およびタイムゾーンです。 |
6 | 発生プログラム名 | progid | 「JP1IMMO」 | 事象が発生したプログラム名です。 |
7 | 発生コンポーネント名 | compid | 「JP1IMMO」 | 事象が発生したコンポーネント名です。 |
8 | 発生プロセスID | pid | プロセスID | 事象が発生を検出したプロセスのIDです。 |
9 | 発生場所 | ocp:ipv4 または ocp:host |
ホスト名 | 自サーバホスト名です。 |
10 | 事象の種別 | ctgry |
|
操作ログに出力される事象を分類するための識別子です。 |
11 | 事象の結果 | result |
|
発生した事象の結果です。 |
12 | サブジェクト識別子 | sbj:uid | JP1ユーザー | 事象を発生させたユーザーの情報です。 |
sbj:euid | OSユーザー |
固有出力項目に出力される値および内容を次の表に示します。
表I-3 操作ログの固有出力項目
項番 | 出力項目 | 値 | 内容 | |
---|---|---|---|---|
項目名 | 出力される属性 | |||
1 | オブジェクト情報 | obj |
|
事象を発生させたユーザーのオブジェクト名です。なお,値に該当しない動作の情報は,出力されません。 |
2 | 動作情報 | op |
|
事象を発生させたユーザーの動作の情報です。なお,値に該当しない動作の情報は,出力されません。 |
4 | リクエスト送信元ホスト | from:ipv4 | IPv4形式(xxx.xxx.xxx.xxx) | クライアントのIPアドレスです。なお,値に該当しない動作の情報は,出力されません。 また,固有情報の場合や値がない場合は「出力される属性名」も出力されません。 |
5 | メッセージ | msg | 任意のメッセージ | 事象の内容を示すメッセージです。 |
操作ログの出力例を次に示します。
CALFHM 1.0, seqnum=1, msgid=KNAH0008-I, date=2009-03-30T11:49:32.561+09:00, rogid=JP1IMMO, compid=JP1IMMO, pid=5516, ocp:host=k4qcd6rq01, ctgry=StartStop, result=Success, subj:euid=SYSTEM, obj=Process, op=Start, msg="JP1/IM - Message Optimizerサービスを起動しました。 " |
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