JP1/Integrated Management - Message Optimizer
レコード記述時の注意事項を次に示します。
jmoimportコマンド実行時に変換定義ファイルのイベントソース名指定行でイベントソース名に重複があった場合,重複があったイベントソース名指定行はすべて有効です。ファイルの記載の上から順に処理されます。
jmoimportコマンド実行時に,変換定義ファイルのメッセージ定義行でメッセージ識別子に重複があった場合の動作を次の表に示します。
表14-9 メッセージ定義行で重複がある場合の動作
変換定義ファイル中の定義の重複※ | jmoimportコマンドのオプション | 既存の定義と変換定義ファイル間での定義の重複 | |
---|---|---|---|
無 | 有 | ||
無 |
|
変換定義ファイルに記述した定義をインポートします。 | 変換定義ファイルに記述した定義をインポートしません。 |
-u | 変換定義ファイルに記述した定義をインポートします。 |
|
|
有 |
|
重複する定義のうち,変換定義ファイルに最初に記述した定義をインポートします。 | 変換定義ファイルに記述した定義をインポートしません。 |
-u |
|
|
カラム省略時にインポートした場合の動作について説明します。
カラムの省略とは次の場合です。
カラム省略時にインポートした場合の動作を次の表に示します。
表14-10 カラム省略時にインポートした場合の動作
定義行の種別 | カラム | 動作 |
---|---|---|
イベントソース | 第6カラム以降 | 無視します。 |
基本メッセージ | 第6カラム,第7カラム | 無視します。 |
第8カラム | 追加メッセージ識別子の設定が有効で,追加メッセージ識別子の定義がある場合は,空文字列が指定されたものとして動作します。それ以外の場合は無視します。 | |
第9カラム以降 | 無視します。 | |
変換メッセージ | 第6カラム | 第5カラムの値によって次に示す動作をします。
|
第7カラム | 値「N」(JP1イベント出力を抑止しない)が指定されたものとして動作します。 | |
第8カラム | 追加メッセージ識別子の設定が有効で,追加メッセージ識別子の定義がある場合は,空文字列が指定されたものとして動作します。それ以外の場合は無視します。 | |
第9カラム以降 | 無視します。 |
Copyright (C) 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2012, Hitachi Solutions, Ltd.