JP1/Integrated Management - Message Optimizer

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

12.24 [発行元選択]ダイアログ

[発行元選択]ダイアログでは,適用先システムに含める発行元を追加したり,削除したりします。

[発行元選択]ダイアログを次の図に示します。

図12-33 [発行元選択]ダイアログ

[図データ]

表示項目を次に示します。

「選択可能な発行元一覧」
適用先システムに含められる発行元の一覧が表示されます。名前順にソートできます。
上位の適用先システムで選択されている発行元が,定義している適用先システムに含められる発行元です。
上位の適用先システムで選択されている発行元でも,同じ上位の適用先システムの下位に含まれるほかの適用先システムで選択されている発行元は選択できません。選択できない発行元は,背景色が灰色で表示されます。
「抑止」
JP1イベント発行元単位で,JP1/IM - MOからJP1イベントを発行しない場合にチェックされて表示されます。チェックされていない場合は,JP1イベントの発行は抑止されません。
「種別」
定義情報の種別が表示されます。この項目は一度定義すると変更できません。
アイコン 意味
[図データ]  発行元イベントサーバを示します。
[図データ]  SNMPトラップ発生ソースまたはエージェントを示します。
「名前」
発行元の名称が表示されます。
学習機能によって発行元が学習されている場合は,JP1イベントの種別に応じて次に示す発行元が表示されます。

表12-5 JP1イベント種別ごとに表示される発行元一覧

JP1イベント種別 マッピング機能 オリジナルイベント種別 表示される発行元
イベントログトラップ 発行元イベントサーバ名
ログファイルトラップ
直接発行イベント 無効
有効 NNMiインシデントを変換したイベント,JP1/PFMのイベント,JP1/AJS2またはJP1/AJS3のジョブの開始イベントまたは終了イベント以外
有効 NNMiインシデントを変換したイベント ソースノード
有効 JP1/PFMのイベント エージェントホスト名
有効 JP1/AJS2またはJP1/AJS3のジョブの開始イベントまたは終了イベント 実行先ホスト名
SNMPトラップ SNMPトラップ発生ソース
(凡例)
−:条件なし

「適用先システム名」
「名前」に表示されている発行元が所属している適用先システムの名称が表示されます。
[名前でフィルタする]
フィルタリングするときの発行元の名称を255バイト以内で入力します。発行元名を入力してチェックすると,入力した条件名を含んでいる発行元だけが表示されます。[Enter]キーを押す,またはフォーカスが移動するとフィルタリングが適用されます。全角と半角は区別されます。デフォルトでは,大文字と小文字は区別されます。大文字と小文字を区別しないためには環境設定パラメーター「SEARCH_SENSITIVE」を変更する必要があります。環境設定パラメーターについては,「4.4.1(2) 環境設定ファイルの定義項目」を参照してください。制御文字は入力できません。
[追加]ボタン
「選択可能な発行元一覧」から発行元を選択してクリックすると,選択した発行元が「発行元一覧」に移動します。
[削除]ボタン
「発行元一覧」から発行元を選択してクリックすると,選択した発行元が「選択可能な発行元一覧」に移動します。
「発行元一覧」
適用先システムに含まれている発行元の一覧が表示されます。
適用先システムに含まれている発行元でも,さらに下位の適用先システムで選択されている発行元は選択を解除できません。選択を解除できない発行元は,背景色が灰色で表示されます。
[抑止]
JP1イベント発行元単位で,JP1/IM - MOからJP1イベントを発行しない場合にチェックします。また,[抑止]をチェックすると,すべての発行元の[抑止]がチェックされます。[抑止]のチェックを外すとすべての[抑止]のチェックが解除されます。
[削除]ボタンをクリックして「発行元一覧」から「選択可能な発行元一覧」に発行元を移動すると,[抑止]は非活性となりますが,チェック状態を変更していた場合,その変更は反映されます。
「種別」
「選択可能な発行元一覧」の「種別」を参照してください。
「名前」
「選択可能な発行元一覧」の「名前」を参照してください。
「適用先システム名」
「選択可能な発行元一覧」の「適用先システム名」を参照してください。
[名前でフィルタする]
「選択可能な発行元一覧」の[名前でフィルタする]を参照してください。