JP1/Integrated Management - Message Optimizer
[変換フォーマット定義]ダイアログでは,新しく変換フォーマットを追加したり,定義済みの変換フォーマットを編集したりします。
[変換フォーマット定義]ダイアログを次の図に示します。
図12-22 [変換フォーマット定義]ダイアログ
表示項目を次に示します。
- 「変換フォーマット名」
- 定義している変換フォーマット名が表示されます。
- [名前変更]ボタン
- 変換フォーマット名を変更する場合にクリックします。
- クリックすると,[変換フォーマット名変更]ダイアログが表示されます。
- 「変換フォーマット」
- 変換フォーマットを定義します。
- 「先頭区切」
- メッセージテキストの前に,区切り情報が必要な場合に32バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。
- 「行番号」
- 要素の行番号が表示されます。
- 「種別」
- 変換したメッセージに出力する要素種別を選択します。
- 一つの変換フォーマットの定義内で,同じ要素種別を複数選択できます。
項目 |
意味 |
空白 |
未選択の状態です。 |
メッセージテキスト |
メッセージ本文です。 |
メッセージID |
メッセージIDです。 |
日時 |
日付(年/月/日)と時刻(時/分/秒)を合わせた情報です。 |
日付 |
日付(年/月/日)だけの情報です。 |
年 |
年だけの情報です。 |
月 |
月だけの情報です。 |
日 |
日だけの情報です。 |
曜日 |
曜日だけの情報です。 |
時刻 |
時刻(時/分/秒)だけの情報です。 |
時 |
時だけの情報です。 |
分 |
分だけの情報です。 |
秒 |
秒だけの情報です。 |
情報フィールド1〜15 |
日付情報,メッセージID,メッセージテキスト以外の情報です。 |
ユーザー定義情報フィールド01〜15 |
日付情報,メッセージID,メッセージテキスト以外の情報です。任意のフィールド名を設定できます。 |
- 「形式」
- 区切り情報によってメッセージを分割する要素の形式を選択します。
- 「種別」で選択した要素によって選択できる形式が変わります。「種別」と選択できる形式を次に示します。
種別 |
選択できる形式 |
− |
空白(未選択の状態) |
メッセージテキスト |
文字列 |
メッセージID |
文字列 |
日時 |
YYYY/MM/DD hh:mm:ss |
YYYY-MM-DD hh:mm:ss |
日付 |
YYYY/MM/DD |
YYYY-MM-DD |
YY/MM/DD |
DD/MMM/YYYY |
時刻 |
hh:mm:ss |
hh:mm:ss.sss |
hh:mm:ss.ssssss |
曜日 |
DDD(英字3文字) |
漢字1文字 |
年 |
YYYY |
YY |
和暦(英字) |
和暦(漢字) |
月 |
MM |
MMM(英字3文字) |
日 |
DD |
時 |
hh |
分 |
mm |
秒 |
ss |
ss.sss |
ss.ssssss |
情報フィールド1〜15 |
文字列 |
ユーザー定義情報フィールド01〜15 |
文字列 |
- 「長さ」
- 変換したメッセージの各要素の出力カラム位置をそろえる場合に,各要素の文字列長を1〜1,023までの数値で指定します。
- 「後区切」
- メッセージを分割する際に,要素と要素の間,またはメッセージの終端の区切り情報を32バイト以内の文字列で指定します。
- 「プレビュー」
- 「サンプルメッセージ」から選択したメッセージを要素単位に分割した内容が表示されます。基本フォーマット定義で定義した日付情報の種別/形式を変換後変換フォーマット定義で変更している場合は,日付変換後の内容で表示されます。
- [プレビュー]ボタン
- 「サンプルメッセージ」でサンプルメッセージを選択してクリックすると,選択したサンプルメッセージを変換フォーマットに設定されている内容に従って分割した文字列を「プレビュー」に表示します。また,分割したメッセージを合成したものを「変換後のメッセージ」に表示します。
- [基本フォーマット定義]ダイアログの[フィールド設定]タブに設定した値については,サンプルメッセージ中には値がないため,次の値が表示されます。
- フィールドの種別が,情報フィールドまたはユーザー定義情報フィールドの場合は設定した属性名がそのまま表示されます。
ただし,次の表に示すものについては,属性名とは異なるものが表示されます。
フィールドに割り当てた情報 |
表示される値 |
取得元種別 |
取得情報 |
基本属性 |
登録時刻 |
プレビュー実行時のJP1/IM - MO Assistantがインストールされているマシンの時刻 |
到着時刻 |
拡張属性(共通情報) |
開始時刻 |
終了時刻 |
- フィールドの種別が日時の場合は,プレビュー実行時のJP1/IM - MO Assistantがインストールされているマシンの時刻を,変換フォーマット定義で指定した形式(YYYY/MM/DD hh:mm:ssなど)に変換した文字列が表示されます。
- [ユーザー定義情報フィールド]ボタン
- ユーザー定義情報フィールド名を確認または変更する場合にクリックします。クリックすると,[ユーザー定義情報フィールド一覧]ダイアログが表示されます。
- [行挿入]ボタン
- 要素を挿入します。
- [行削除]ボタン
- 選択した位置の要素を削除します。
- 「変換後のメッセージ」
- 分割したメッセージを合成したものが表示されます。
- 「サンプルメッセージ」
- 定義されているすべてのイベントソースのサンプルメッセージが表示されます。最初にイベントソース50件分に相当するサンプルメッセージ(最大150件)が表示されます。それ以上は,表示する際に,イベントソース50件分ずつ,対応するサンプルメッセージが取得され,追加されます。
- [適用先システムの[全てのシステム]に対してこの変換フォーマットを適用する]
- このダイアログで定義している変換フォーマットを適用先システム「全てのシステム」で選択する場合にチェックします。
- すでに別の変換フォーマットが「全てのシステム」で選択されていた場合は,チェックされていない状態になります。
- 注意事項
- 09-10以降のバージョンのJP1/IM - MO Assistantから09-10以前のJP1/IM - MOに接続している場合,[ユーザー定義情報フィールド]ボタンは非活性になります。
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