JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1/IM - MOを導入するシステム環境に応じて,システム構成を検討してください。
統合マネージャーとJP1/IM - MOを同一サーバ内に構築できます。この場合,JP1/IM - ManagerとJP1/IM - MOの前提OSが一致している必要があります。
統合マネージャーと同一サーバに導入する場合のシステム構成例を次の図に示します。
図3-1 統合マネージャーと同一サーバに導入する場合のシステム構成例
この場合,統合マネージャー,メッセージ変換処理サーバおよびメッセージ変換定義ホストを同一ホストで構成します。
統合マネージャーとJP1/IM - MOを別サーバに構築できます。JP1/IM - ManagerとJP1/IM - MOの前提OSが一致していない場合や,JP1/IM - Managerがインストールされているサーバの負荷を減らしたい場合などにこの構成で構築してください。
統合マネージャーと別のサーバに導入する場合のシステム構成例を次の図に示します。
図3-2 統合マネージャーと別のサーバに導入する場合のシステム構成例
この場合,統合マネージャー,メッセージ変換処理サーバおよびメッセージ変換定義ホストを別ホストで構成します。そのため,JP1/IM - MOの環境設定で接続するJP1/IM - Managerのホスト名を登録する必要があります。JP1/IM - Managerのホスト名登録の詳細については,「4.3.5(3) JP1/IM - Managerのホスト名の登録」を参照してください。
一つのJP1/IM - MOが処理できるメッセージの発行元の定義数は,JP1/IM - MOのデータベース容量によって異なります。JP1/IM - MOを導入しているホストのディスク所要量に余裕がなかったり,データベースを最大サイズに指定してしまったりして,データベース容量を増やせない場合には,拠点マネージャーごとにJP1/IM - MOを導入してください。統合マネージャーが階層化された大規模システムにJP1/IM - MOを導入する場合のシステム構成例を次の図に示します。
図3-3 統合マネージャーが階層化された大規模システムに導入する場合のシステム構成例
この構成の場合,拠点マネージャーごとに変換されたメッセージが統合マネージャーに収集され,統合マネージャーでメッセージを一括管理できます。
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