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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド


5.1.4 JP1イベントの対処状況を表示する

[イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示されているすべてのイベントについて,左端の列にイベントへの対処状況を示す対処状況マークを表示できます。

対処状況の種類と,その対処状況を示す対処状況マークを次に示します。

表5‒5 対処状況の種類と対処状況マーク

対処状況

対処状況マーク

対処済

[図データ]

処理中

[図データ]

保留

[図データ]

未対処

(無印)

異なる対処状況

!

注※

繰り返しイベントの監視抑止機能または繰り返しイベントの集約表示機能を使用している場合で,集約イベントの対処状況と,繰り返しイベントの対処状況が異なる状況を指します。

繰り返しイベントの監視抑止機能を使用している場合,1件目(最も古い繰り返しイベント)から100件目までの繰り返しイベントの対処状況が異なるときに「!」が表示されます。1件目(最も古い繰り返しイベント)から100件目までの繰り返しイベントの対処状況が同じ場合,「!」は表示されません。101件以上集約している場合,101件目以降の繰り返しイベントの対処状況が異なっていても,「!」は表示されません。

繰り返しイベントの集約表示機能を使用している場合,繰り返しイベントの対処状況が異なると「!」が表示されます。

イベントに対処状況を設定するには,[イベント監視]ページのイベント一覧でイベントを選択してから,次のどちらかの操作をします。検索ホストが,ログインしているマネージャーの場合,[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページからも対処状況を変更できます。

選択したイベントがどの対処状況であっても,設定の操作ができます。なお,これらの操作には,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。

[イベント監視]ページで設定した重要イベントの対処状況を示す情報(対処済,処理中,保留,未対処)は,[重要イベント]ページに表示されている同一イベントにも反映されます。なお,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページで設定したイベントの対処状況を示す情報は,[イベント検索]ページに表示されている同一イベントには反映されません。別のJP1/IM - Viewで設定したイベントの対処状況を示す情報も,[イベント検索]ページに表示されている同一イベントには反映されません。

イベントへの対処状況を示す情報(対処済,処理中,保留,未対処)は,ログインしているマネージャーの統合監視DBまたはイベントDBに記録されます。そのため,対処状況を変更すると,同じマネージャーにログインしているほかのJP1/IM - Viewの[イベント監視]ページの表示も変更されます(重要イベントの場合は,[重要イベント]ページの表示も変更されます)。ほかのホストから転送されてきたイベントの場合,転送元ホストの統合監視DBまたはイベントDBの情報は変更されません。