4.2 特定のイベントが発行されたら自動でコマンドを実行する場合について
イベントが発行されると,システム管理者がコマンドを実行してイベントに対処する場合があります。システム管理者が,いつも特定のイベントに対して特定のコマンドを実行していては,負担が掛かります。負担を軽減させるために,特定のイベントが発行されたら自動でコマンドを実行するよう設定しましょう。
このマニュアルでは,重大度が「エラー」のイベントが発行された場合,Windowsマシンの管理サーバに対して「C:\jp1im」に格納してあるエラーの対策バッチファイル(errortaisaku.bat)を実行するように設定する手順を説明します。エラーの対策バッチファイルは,事前に用意してください。
Linuxの場合,実行アプリケーションの格納先,およびファイル名を読み替えて同じ手順で設定してください。
便利メモ
- 障害が発生したことをメールで送信したいとき
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JP1/Integrated Management - TELstaffと連携する,またはJP1/IM - Managerのメール通知機能を使用すると,障害が発生した場合にメールを送信するように,自動アクション機能で設定できます。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - TELstaff JP1/Integrated Management - TELstaff Alarm View 構築・運用ガイド」,および「付録A.1(2) メール通知機能をセットアップする(Windows限定)」を参照してください。Linuxについては,sendmailコマンドを使用してメールを送信するように設定してください。
キーワード
自動アクション,コマンド,自動アクションサービス,メール,通知