3.5.2 大量に発生したイベントが集約されているか確認する
繰り返しイベント条件を設定したあと,意図どおりに繰り返しイベントが集約されているかを確認します。ここでは,コマンドを実行して繰り返しイベントが集約されているか確認する手順を説明します。
前提条件
「2.2.1 ユーザーマッピングでJP1ユーザーとOSユーザーを対応づける」の手順に従ってOSのユーザーマッピングが設定されている必要があります。
操作手順
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[イベントコンソール]画面の[コマンド実行]ボタンをクリックして,[コマンド実行]画面を表示します。
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[コマンド実行]画面の項目を次のように設定し,[実行]ボタンをクリックします。
項目
設定
コマンド種別
[管理対象ホストのコマンド]を選択する。
引き継ぎ情報
[情報を引き継ぐ]のチェックを外す。
実行ホスト名
次の内容を入力する。
hostA
実行コマンド
次の内容を入力する。
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Windowsの場合:
"Baseパス\bin\jevsend" -i 123 -e SEVERITY=Warning -m ホストBでメモリ不足が発生しました。
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Linuxの場合:
/opt/jp1base/bin/jevsend -i 123 -e SEVERITY=Warning -m ホストBでメモリ不足が発生しました。
ホストAで重大度が「警告」,メッセージが「ホストBでメモリ不足が発生しました。」,イベントIDが「123」であるイベントが発行されます。
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手順2で実行したコマンドをさらに2回から3回程度実行し,重大度が「警告」,メッセージが「ホストBでメモリ不足が発生しました。」,イベントIDが「123」であるイベントをホストAで繰り返し発行します。
なお,手順2および手順3は,終了監視期間に設定した時間以内に完了させてください。終了監視期間には,初期値として300秒が設定されています。
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[イベントコンソール]画面のイベント一覧で,手順2〜手順3で発行したイベントが一つのイベントに集約されていることを確認します。
集約中のイベントにはイベント一覧の[集約状態]に集約しているイベントの数が表示されます。また,[種別]に繰り返しイベントが集約されていることを示すマークが表示されます。
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集約中のイベントを選択したあと,右クリックして表示されるポップアップメニューから[関連イベント一覧表示]を選択して[関連イベント一覧(集約)]画面を開きます。
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[関連イベント一覧(集約)]画面の[関連イベント一覧]に,ホストAで発行された重大度が「警告」,メッセージが「ホストBでメモリ不足が発生しました。」,イベントIDが「123」であるイベントだけが表示されているか確認します。
関連項目
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画面リファレンス 2.1 [イベントコンソール]画面の概要
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画面リファレンス 2.38 [コマンド実行]画面