3.5　イベントが大量に発生しても重要なイベントが埋もれないようにする場合について

システムを監視していると，何らかの事象を契機として，短時間に大量のイベントが発生することがあります。このような場合，大量に発生したイベントに埋もれて，重要なイベントを見落としてしまうおそれがあります。

重要なイベントを見落とさないように，大量に発生したイベントを一つのイベントに集約しましょう。

このマニュアルでは，次のイベントが繰り返し発生した場合，すぐに集約して表示できるように［繰り返しイベント条件設定］画面で設定する手順を説明します。

• 発生元ホスト名：「ホストA」

• 重大度：「警告」

• メッセージ：「ホストBでメモリ不足が発生しました。」

• イベントID：「123」

便利メモ

大量に発生したイベントによる自動アクションを実行しないようにしたいとき

大量に発生したイベントが自動アクションの定義として設定されている場合に，自動アクションを実行しないようにしたいときは，［繰り返しイベント条件設定］画面で設定できます。［繰り返しイベント条件設定］画面については，マニュアル「画面リファレンス」の「2.17　［繰り返しイベント条件設定］画面」を参照してください。

キーワード

イベント，集約，イベント一覧，フィルター，大量

〈この節の構成〉

• 3.5.1　繰り返しイベント監視抑止機能で大量に発生したイベントを集約する

• 3.5.2　大量に発生したイベントが集約されているか確認する

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