システムやほかのアプリケーションとは別に，JP1/Base独自に通信設定を変更すれば，多様なネットワーク構成や運用に柔軟に対応できます。多様なネットワーク構成や運用に柔軟に対応するための機能を，JP1では複数LAN接続と呼んでいます。

また，JP1/Base自体の通信方式を変更すると，ルーティング機能がない，サブネット間での相互通信をさせたくないなどの理由でネットワークを分離した環境でも，運用できるようになります。

＜この節の構成＞

4.3.1　JP1/Base本体の通信方式を変更する必要がある運用とは

4.3.2　JP1/Base本体の通信方式を変更する

4.3.3　ANYバインドアドレスの指定とは

4.3.4　JP1/Baseの通信方式の設定を確認する