uCosminexus EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編

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13.3 仕分け定義ファイル

<この節の構成>
(1) 概要
(2) 形式
(3) キーワード
(4) サンプルの内容

(1) 概要

仕分け定義ファイルは,帳票をデータで仕分けして蓄積するときの仕分けキーフィールドや仕分け後の印刷先などを定義するファイルです。

(2) 形式

仕分け定義ファイルの形式を次に示します。

[図データ]

(3) キーワード

仕分け定義ファイルのキーワードを次に示します。

(a) KEYFIELD行

必ず1行目に指定してください。KEYFIELD行の指定を省略したり,KEYFIELD行を複数指定したりした場合はエラーになります。

KEYFIELD
KEYFIELDを指定します。大文字と小文字は区別しません。
キー数
仕分けするキーの数を指定します。
1以上の整数で指定してください。
仕分けキーフィールド名
仕分けするマッピングデータのフィールド名を指定します。
「キー数」で指定した数だけコンマ(,)で区切って指定してください。ただし,同じフィールドを複数指定できません。
(b) UNDEFDEST行

UNDEFDEST行は,DATA行で指定したキーワードと一致しないページ(不一致ページ),および総集計ページの印刷先を指定する場合に指定します。指定する場合は,必ず2行目に指定してください。UNDEFDEST行の指定を省略した場合は,不一致ページおよび総集計ページを出力しません。

UNDEFDEST
UNDEFDESTを指定します。大文字と小文字は区別しません。
印刷先名
不一致ページおよび総集計ページの印刷先を指定します。
なお,印刷先は印刷先定義ファイルで定義します。印刷先定義ファイルの詳細については,「14.4 印刷先定義ファイル」を参照してください。
(c) DATA行

DATA行には,印刷先とキーワードの組み合わせを指定します。必ず指定してください。

DATA
DATAを指定します。大文字と小文字は区別しません。
印刷先名
「仕分けキーフィールド名のデータ」で指定したデータと一致するページの印刷先を指定します。
なお,印刷先は印刷先定義ファイルで定義します。印刷先定義ファイルの詳細については,「14.4 印刷先定義ファイル」を参照してください。
仕分けキーフィールドのデータ
キーワードを指定します。
KEYFIELD行の「仕分けキーフィールド名」に対応するデータを,「キー数」で指定した数だけコンマ(,)で区切って指定してください。
なお,指定するときには次の点に注意してください。
  • データに「"」が含まれている場合は,「"」を二つ続けて記述し,データの両端を「"」で囲んで指定してください。
    「E"UR」とする場合は,「"E""UR"」と指定します。
  • データに区切り文字が含まれている場合は,データの両端を「"」で囲んで指定してください。
    「,」が区切り文字の場合,「EU,R」とするときは,「"EU,R"」と指定します。

(4) サンプルの内容

サンプル仕分け定義ファイル(PMDistribute.txt)の指定例を示します。

このサンプルでは,次のルールで帳票を仕分けして出力することを想定しています。

サンプルの内容を次に示します。

 
KEYFIELD,1,"Office"
UNDEFDEST, "OSAKA_CL_PRINT"
DATA,"TOKYO_RS_PRINT","HeadOffice"
DATA,"OSAKA_RS_PRINT","BranchOsaka"