帳票全体定義情報ファイル

用紙や下敷きなど，帳票全体についての帳票定義情報が出力されたファイルです。出力された値を変更することで，帳票を定義できます。

帳票全体定義情報ファイルの3行目以降には，値を入力できません。

帳票全体定義情報ファイルに出力される項目名と設定値を次に示します。

＜この項の構成＞: (1)　用紙; (2)　幅; (3)　長さ; (4)　向き; (5)　上余白; (6)　下余白; (7)　左余白; (8)　右余白; (9)　ページ番号印刷; (10)　ページ番号書式; (11)　ページ番号位置; (12)　ページ番号初期値; (13)　ページ番号初期化; (14)　キー集計生成; (15)　下敷き画像; (16)　下敷き画像X位置; (17)　下敷き画像Y位置; (18)　下敷き画像幅; (19)　下敷き画像高さ; (20)　下敷き画像サイズ指定; (21)　置き換え表; (22)　禁則文字言語; (23)　行頭禁則文字; (24)　行末禁則文字; (25)　下限位置縦; (26)　下限位置横; (27)　基準レコード位置; (28)　基準レコード幅; (29)　繰り返し優先方向; (30)　繰り返し横位置; (31)　繰り返し縦位置; (32)　横繰り返し個数; (33)　縦繰り返し個数; (34)　グリッド表示; (35)　グリッド横間隔; (36)　グリッド縦間隔; (37)　グリッドX開始; (38)　グリッドY開始; (39)　グリッド補正; (40)　まとめ分断; (41)　まとめ先頭; (42)　データキャラクタフォント; (43)　帳票ヘッダ高さ; (44)　画像解像度X; (45)　画像解像度Y; (46)　まとめリスト; (47)　先頭・最終ページ範囲; (48)　繰り返しLPI; (49)　繰り返しLPI行数; (50)　グリッド横間隔(CPI); (51)　グリッド縦間隔(LPI)

(1)　用紙

用紙サイズを出力します。

設定できる値: A3，A4，B4，B5，A5，レター，リーガル，ハガキ，10x11，11x17，15x11，12x8.5，ユーザ定義

参照先: 2.2.1　用紙サイズの変更

用紙の上余白を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0以上，かつ，上下の余白の合計≦用紙の縦の長さ - 2500となる値

参照先: 2.2.3　用紙の余白の変更

(6)　下余白

用紙の下余白を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0以上，かつ，上下の余白の合計≦用紙の縦の長さ - 2500となる値

参照先: 2.2.3　用紙の余白の変更

(7)　左余白

用紙の左余白を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0以上，かつ，左右の余白の合計≦用紙の横の長さ - 2500となる値

参照先: 2.2.3　用紙の余白の変更

(8)　右余白

用紙の右余白を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0以上，かつ，左右の余白の合計≦用紙の横の長さ - 2500となる値

参照先: 2.2.3　用紙の余白の変更

(9)　ページ番号印刷

貼り付け域外のページ番号を印刷するかどうかを出力します。

設定できる値: ON，OFF

参照先: 4.5.2　余白にページ番号を配置する

(10)　ページ番号書式

貼り付け域外のページ番号の書式を出力します。ページ番号は＊で表します。

設定できる値

510文字以内の文字列

（例）: ＊; －＊－

参照先: 4.5.2　余白にページ番号を配置する

(11)　ページ番号位置

貼り付け域外のページ番号の位置を出力します。

設定できる値: 左上，中央上，右上，左下，中央下，右下

参照先: 4.5.2　余白にページ番号を配置する

(12)　ページ番号初期値

貼り付け域外のページ番号の初期値を出力します。

設定できる値: 1～32,767

参照先: 4.5.2　余白にページ番号を配置する

(13)　ページ番号初期化

貼り付け域外のページ番号を初期化するかどうかを出力します。

設定できる値: ON，OFF

参照先: 4.5.2　余白にページ番号を配置する

(14)　キー集計生成

1件のときキー集計行を生成するかどうかを出力します。

設定できる値: ON，OFF

参照先: 6.3　キー集計を作成する

(15)　下敷き画像

下敷きの画像ファイル名を出力します。

設定できる値

255文字以内の文字列

（例）: 申請書.bmp; 注文書.tif

参照先: 10.2　下敷きを読み込む

(16)　下敷き画像X位置

下敷きの用紙左端からのX座標位置を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: （-1）×用紙の幅≦X≦用紙の幅

参照先: 10.2　下敷きを読み込む

(17)　下敷き画像Y位置

下敷きの用紙上端からのY座標位置を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: （-1）×用紙の高さ≦Y≦用紙の高さ

参照先: 10.2　下敷きを読み込む

(18)　下敷き画像幅

(19)　下敷き画像高さ

下敷きの画像の高さを出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0～43,180

参照先: 10.2　下敷きを読み込む

(20)　下敷き画像サイズ指定

下敷きの画像のサイズを指定するかどうかを出力します。

設定できる値: ON，OFF

参照先: 10.2　下敷きを読み込む

(21)　置き換え表

置き換え表管理情報ファイル名を出力します。

設定できる値

255文字以内の文字列

（例）: 性別.csv

参照先: 8.1.1　置き換え表ファイルを作成する

(22)　禁則文字言語

禁則文字の言語を出力します。

設定できる値: 日本語，中国語，英語，カスタム

参照先: マニュアル「EUR 帳票作成画面リファレンス」

(23)　行頭禁則文字

行頭禁則文字を出力します。

設定できる値: 510文字以内の文字列

参照先: マニュアル「EUR 帳票作成画面リファレンス」

(24)　行末禁則文字

行末禁則文字を出力します。

設定できる値: 510文字以内の文字列

参照先: マニュアル「EUR 帳票作成画面リファレンス」

(25)　下限位置縦

繰り返しの優先方向が縦の場合の下限位置を出力します。出力される値は，用紙の下端からの距離です。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0≦設定値≦用紙高さ

参照先: 6.6.6(2)　集計行の下限位置の設定

(26)　下限位置横

繰り返しの優先方向が横の場合の右限位置を出力します。出力される値は，用紙の右端からの距離です。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0≦設定値≦用紙幅

参照先: 6.6.6(2)　集計行の下限位置の設定

繰り返しの横位置を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値

100≦設定値≦用紙の幅

指定しない場合は「0」

参照先: 5.3.1　繰り返し定義を設定する

(31)　繰り返し縦位置

繰り返しの縦位置を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値

100≦設定値≦用紙の高さ

指定しない場合は「0」

参照先: 5.3.1　繰り返し定義を設定する

グリッドの横の間隔を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 100～20,000

参照先: 1.4.2　グリッドの属性変更

(36)　グリッド縦間隔

グリッドの縦の間隔を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 100～20,000

参照先: 1.4.2　グリッドの属性変更

(37)　グリッドX開始

グリッドのX座標の開始位置を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0～20,000

参照先: 1.4.2　グリッドの属性変更

(38)　グリッドY開始

グリッドのY座標の開始位置を出力します。単位は，1/100mmです。

設定できる値: 0～20,000

参照先: 1.4.2　グリッドの属性変更

(39)　グリッド補正

(40)　まとめ分断

(41)　まとめ先頭

先頭の集計行にまとめアイテムを表示するかどうかを出力します。

設定できる値: ON，OFF

参照先: 5.6.1　まとめ表示を設定する

(42)　データキャラクタフォント

データキャラクタのフォント名を出力します。

設定できる値: 31文字以内の文字列（縦書きフォントを除くすべてのフォントが対象）

参照先: 13.9.1　データキャラクタのフォントの変更

(43)　帳票ヘッダ高さ

帳票ヘッダ領域の高さを出力します。単位は，1/100mmです。帳票ヘッダ領域がない場合は，0になります。

設定できる値

繰り返しの優先方向が縦の場合
0～用紙の高さ
繰り返しの優先方向が横の場合
0～用紙の幅

参照先: 7.1　帳票ヘッダ領域を設定する

(44)　画像解像度X

(45)　画像解像度Y

(46)　まとめリスト

まとめ表示を指定したアイテムのアイテムIDを出力します。

設定できる値: 510文字以内の文字列

参照先: 5.6.1　まとめ表示を設定する

(47)　先頭・最終ページ範囲

先頭ページ・最終ページの範囲を指定します。

設定できる値: 標準，リセットページ番号

参照先: 4.9.2　アイテムの出力ページの設定

(48)　繰り返しLPI

LPIで指定した繰り返しの縦位置を出力します。単位は，1/100LPIです。

設定できる値: 13～2,400

参照先: 5.3.1　繰り返し定義を設定する

(49)　繰り返しLPI行数

LPIで指定したときの，縦の繰り返しをする個数を出力します。

設定できる値: 1～99

参照先: 5.3.2　繰り返し個数を設定する

(50)　グリッド横間隔(CPI)

CPIで指定したグリッドの横の間隔を出力します。単位は，1/100CPIです。

設定できる値: 13～2,400

参照先: 1.4.2　グリッドの属性変更

(51)　グリッド縦間隔(LPI)

LPIで指定したグリッドの縦の間隔を出力します。単位は，1/100LPIです。

設定できる値: 13～2,400

参照先: 1.4.2　グリッドの属性変更