uCosminexus EUR システム設計ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

5.6.2 EUR Serverでの保守情報の採取

EUR Serverで採取が必要な情報について説明します。

<この項の構成>
(1) 連絡時に必要な保守情報
(2) 発生した現象によって必要な保守情報
(3) 障害が再現する場合に追加採取する保守情報

(1) 連絡時に必要な保守情報

連絡時に必要な保守情報を次に示します。

(2) 発生した現象によって必要な保守情報

(3) 障害が再現する場合に追加採取する保守情報

(a) プリンタ情報

管理者に問い合わせて,出力先プリンタの次の情報を入手してください。

(b) 入力ファイル

次のファイルのうち,帳票出力時に指定したファイルを採取します。

(c) 出力ファイル

次のファイルのうち,帳票として出力したファイルを採取します。

(d) 一時ファイル

障害の状況によって,一時ファイルが残ることがあります。次のファイルがある場合は,そのファイルを採取してください。環境設定ファイルで出力フォルダを変更している場合は,変更したフォルダから採取します。

(e) トレースログ

EUR Server Serviceの各コンポーネントのトレース情報を採集します。トレース情報は,EUR Server Serviceのログの出力レベルを「16(情報ログ)」に設定すると,出力されます。

注意
出力レベルを16に指定すると,トレース情報が大量に出力されるため,性能が落ちるおそれがあります。障害調査時以外には指定しないでください。