画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録A.1 インストール手順

<この項の構成>
(1) インストールの前に
(2) バージョンアップ時のインストールの注意事項
(3) インストール方法の選択
(4) インストールの操作方法
(5) インストールフォルダを間違えた場合の対処

(1) インストールの前に

インストールする前に,次に説明する項目に留意してください。

(2) バージョンアップ時のインストールの注意事項

XMAP3をバージョンアップしてインストールする場合は,次に説明する項目に留意してください。

(3) インストール方法の選択

XMAP3のインストールでは,ユーザ環境に応じて「標準」,「コンパクト」,「カスタム」からインストール方法を選択できます。これは,インストーラから表示される[セットアップ方法]ダイアログで指定します。

XMAP3のプログラムプロダクト(開発製品)ごとに,インストールされるコンポーネントを表A-1,および表A-2に示します。

表A-1 インストールされるコンポーネント

コンポーネント プログラムプロダクト
REPORT3 NET Enterprise Edition
開発 実行 開発 実行 開発 実行



※1
ドロー ○* ○* ○*
テスト支援 ○* ○* ○*
OS共通ランタイムルーチン ○* ○* ○* ○* ○* ○*
ロギング支援 ○* ○* ○* ○* ○* ○*
スタンドアロン実行(XMAP3スタンドアロンの表示サービス) ○* ○*
スタンドアロン実行(XMAP3スタンドアロンの印刷サービス) ○* ○* ○* ○*
マッピングライブラリ ○* ○* ○* ○* ○* ○*
Java言語用ツール ○*




※2
開発環境のヘルプ
実行環境のヘルプ
クリップアート
サンプル(ソースだけ)
ユティリティ
ドキュメンテーション支援
ハードコピー
ドローセットアップ ○* ○* ○*
表示・印刷セットアップ ○* ○* ○* ○* ○* ○*
C/Sセットアップ
スタンドアロン実行(表示+印刷)※3
C/Sシステム実行(XMAP3サーバ)※3
C/Sシステム実行(XMAP3クライアント)※3
メインフレーム連携実行 ○* ○*
ツール

(凡例)
○:XMAP3の各プログラムプロダクトで提供されるコンポーネント。
*:コンパクトインストールで,インストールされるコンポーネント。
−:なし。

それぞれ次のプログラムプロダクトを示します。
 REPORT3:XMAP3/REPORT3 Version 4
 NET:XMAP3/NET Version 4
 Enterprise Edition:XMAP3/Enterprise Edition Version 4

注※1
カスタムインストールの場合でも,無条件にインストールされるコンポーネントです。

注※2
カスタムインストールで選択できるコンポーネントです。

注※3
表示サービス・印刷サービスが提供されます。

表A-2 インストールされるコンポーネント(ランタイムシステム)


コンポーネント
ランタイムシステム
REPORT3
-RTS
NET
-RTS
Enterprise Edition
-RTS



※1
OS共通ランタイムルーチン ○* ○* ○*
ロギング支援 ○* ○* ○*
スタンドアロン実行(XMAP3スタンドアロンの印刷サービスだけ) ○*
マッピングライブラリ ○* ○* ○*




※2
実行環境のヘルプ
ユティリティ※4
表示・印刷セットアップ ○* ○* ○*
C/Sセットアップ
スタンドアロン実行(XMAP3スタンドアロン)※3 ○* ○*
C/Sシステム実行(サーバ)※3
C/Sシステム実行(クライアント)※3
メインフレーム連携実行 ○*
ハードコピー

(凡例)
○:XMAP3の各プログラムプロダクトで提供されるコンポーネント。
*:コンパクトインストールで,インストールされるコンポーネント。
−:なし。

それぞれ次のプログラムプロダクトを示します。
REPORT3-RTS:XMAP3/REPORT3 Run Time System Version 4
NET-RTS   :XMAP3/NET Run Time System Version 4
Enterprise Edition RTS:XMAP3/Enterprise Edition Run Time System Version 4

注※1
カスタムインストールの場合でも,無条件にインストールされるコンポーネントです。

注※2
カスタムインストールで選択できるコンポーネントです。

注※3
表示サービス・印刷サービスが提供されます。

注※4
ユティリティ機能の「環境ファイル操作」だけが提供されます。

(4) インストールの操作方法

ここでは,XMAP3(04-10)をPCにインストールする手順を説明します。

(a) インストールの手順
  1. インストールする提供媒体をドライブに挿入します。
  2. 提供媒体の中にあるインストーラを起動します。
    製品統合CD-ROM,またはBUSINESSPOWERの提供統合CD-ROMの中のHCD_INST.EXEを実行してください。インストーラの画面の指示に従って操作し,インストールしたいXMAP3のプログラムを選択します。XMAP3のインストールの準備が終わると,[インストールの前に]ダイアログが表示されます。
  3. ダイアログの内容を確認し,[はい]ボタンを選びます。
    [ようこそ]ダイアログが表示されます。
  4. ダイアログの内容を確認し,[次へ]ボタンを選びます。
    [ユーザ情報]ダイアログが表示されます。
  5. 「ユーザ名」と「会社名」を入力し,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

    [セットアップタイプ]ダイアログが表示されます。
  6. 「標準」「コンパクト」「カスタム」の中からセットアップ方法を選択します。

    [図データ]

  7. インストール先のフォルダを確認します。
    インストール先のドライブやフォルダを変更したい場合には,[参照]ボタンを選び,インストールしたい場所を指定できます。
    標準のインストール先は次のとおりです。
    • Windowsインストールドライブ\Program files\HITACHI\XMAP3
      ただし,Windows Server 2003 x64の場合は,「Windowsインストールドライブ\Program files(x86)\HITACHI\XMAP3」となります。
  8. [セットアップタイプ]ダイアログで[次へ]ボタンを選びます。
    セットアップ方法に,「標準」または「コンパクト」を選択した場合は,[インストールコンポーネント]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    「カスタム」を選択した場合には[インストール環境の選択]ダイアログが表示されます(XMAP3/REPORT3 Run Time System Version 4では表示されません)。ここで,インストールする環境を選択し,次に表示される[コンポーネントの選択]ダイアログでインストールしたいコンポーネントを選びます。コンポーネント選択の詳細については,「(b) コンポーネントの選択手順」を参照してください。
  9. [インストールコンポーネント]ダイアログで[次へ]ボタンを選びます。
    [プログラム フォルダの選択]ダイアログが表示されます。
  10. [プログラム フォルダの選択]ダイアログで,プログラムアイコンを追加するフォルダを指定して,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

    [ファイル コピーの開始]ダイアログが表示されます。
  11. これまでのダイアログで指定したインストールの内容に,問題がなければ[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

    インストールが開始されます。中止したい場合は[キャンセル]ボタンを選びます。インストールが完了したことを通知するダイアログが表示されます。
  12. [完了]ボタンを選びます。
(b) コンポーネントの選択手順

[セットアップ方法]ダイアログでセットアップ方法に「カスタム」を選択して[次へ]ボタンを選ぶと,[インストール環境の選択]ダイアログが表示されます。次のダイアログは,XMAP3/Enterprise Edition Version 4をカスタムインストールする場合の例です。

[図データ]

  1. [インストール環境の選択]ダイアログで目的に応じてインストールする環境を選択し,[次へ]ボタンを選びます。
    [コンポーネントの選択]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  2. インストールしたいコンポーネントのチェックボックスをオンにします。
    インストールしないコンポーネントは,チェックボックスをオフ(空白)にしてください。各コンポーネントの説明欄の[変更]ボタンを選ぶと,[サブコンポーネントの選択]ダイアログが表示され,さらに詳細な分類でインストールする単位を選択できます。
  3. 「必要な容量」でインストールされるディスク容量を確認し,問題がなければ[次へ]ボタンを選びます。
    [プログラム フォルダの選択]ダイアログが表示されます。以降の手順は,「(a) インストールの手順」の10.〜12.を参照してください。

(5) インストールフォルダを間違えた場合の対処

XMAP3は,内部情報として,最初にインストールしたフォルダを認識しています。単純にフォルダを移動したり,複写しても,XMAP3は正しく動作しません。

誤って,異なるフォルダにインストールした場合は,一度,XMAP3をアンインストールしたあと,再度インストールしてください。