画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
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「マップコンペア」ウィンドウは通常,「一覧表示」の状態になっています。ここでは,一覧表示の確認方法を説明します。
(a) ファイル単位のコンペア結果の確認
ファイル単位でマップコンペアを実行した場合の一覧表示の例を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/HC060920.GIF)
- コンペアフォルダ1/コンペアフォルダ2
指定したファイルが格納されているフォルダが表示されます。
- 結果
比較結果が表示されます。定義体が同一と判断された場合には先頭に「○」が表示され,同一ではない場合は先頭に「×」が表示されます。結果欄に表示される意味については,「(c) 結果の意味」を参照してください。
- コンペアファイル1/コンペアファイル2
指定したファイル名称が表示されます。
- メッセージ
結果の補足情報が表示されます。丸付き数字の1はコンペアファイル1の情報,丸付き数字の2はコンペアファイル2の情報です。バージョンを表示する設定にした場合は,コンペアファイル1とコンペアファイル2のファイルのバージョンが表示されます。
(b) フォルダ単位のコンペア結果の確認
フォルダ単位でマップコンペアを実行した場合の一覧表示の例を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/HC060930.GIF)
- コンペアフォルダ1/コンペアフォルダ2
指定したフォルダが表示されます。
- 結果
ファイルごとに比較結果が表示されます。物理マップが同一と判断された場合には先頭に「○」が表示され,同一ではない場合は先頭に「×」が表示されます。結果欄に表示される意味については,「(c) 結果の意味」を参照してください。
- コンペアファイル
比較したファイル名称が表示されます。比較したファイルが存在するフォルダのパスが,コンペアフォルダからの相対パスで表示されます。
- メッセージ
結果の補足情報が表示されます。丸付き数字の1はコンペアフォルダ1のファイルの情報,丸付き数字の2はコンペアフォルダ2のファイルの情報です。バージョンを表示する設定にした場合は,比較元と比較先のファイルのバージョンが表示されます。
- 比較できません
フォルダ単位に比較したが,どちらか一方にしかファイルが存在しない。どちらのフォルダに存在しないかは,メッセージ欄に表示される。
- サイズが異なる
ファイル単位またはフォルダ単位に比較したが,ファイルの内容や大きさが異なる場合に表示される。各ファイルサイズはメッセージ欄に表示される。
- 中身が異なる
ファイル単位またはフォルダ単位に比較したが,サイズは等しいが中身が異なる場合に表示される。例えば,画面・帳票定義で固定フィールドを変更した場合(例えば,見出しを「昭和」から「平成」に変更する)などに表示される。
- 日付/時間のみ異なる
ファイル単位またはフォルダ単位に比較したが,作成日付と時刻が異なる場合に表示される。同一のマップ定義ファイルから再度マップ生成された場合である。基本的には同一といえる。各ファイルの作成日付/時間はメッセージ欄に表示される。
- 注意
- 定義内容を変更していなくても,異なるXMAP3のバージョンでマップ生成だけを行ったファイルを比較すると,バージョン間の仕様変更などにより「日付/時間のみ異なる」とはならないため,注意してください。
- 同じ
ファイル単位またはフォルダ単位に比較したが,内容はまったく同じである。バックアップ用などにコピーしたファイルといえる。
一覧表示から,さらに詳細な比較結果を知りたい場合,マップコンペアウィンドウから結果を選択して[表示]メニューから[詳細表示]を選びます(または結果をダブルクリックします)。
詳細表示の例を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/HC060940.GIF)
- コンペアファイル1/コンペアファイル2
詳細表示の対象ファイルが表示されます。
- オフセット
表示する詳細情報のオフセットが表示されます。オフセットとは,マップの先頭からの位置です。オフセット番号の前に「>」がある場合は,前の行のオフセット情報の続きを示します。
- 詳細情報
比較結果の詳細が16進データで表示されます。標準値では,白がコンペアファイル1の行,グレーがコンペアファイル1の行を示します。赤は,異なる内容がある行を示します。
(3) コンペア結果出力のカスタマイズ
「マップコンペア」ウィンドウの[表示]メニューから[設定]を選ぶと[設定]ダイアログが表示されます。必要に応じ,コンペア結果の出力内容をカスタマイズできます。指定は[OK]ボタンをクリックすることで有効になります。
(a) 一覧表示の設定
[設定]ダイアログの[一覧表示]タブを次に示します。ここでは,一覧表示の表示項目を指定します。「表示項目」から利用する表示項目を選択してください。
バージョン情報を表示したい場合は,「メッセージ」の「バージョンを表示する」のチェックをオンにしてください。
![[図データ]](FIGURE/HC060950.GIF)
- 注意
- 「一致するファイルのみ」を選択し,[詳細表示]タブの「表示リスト」で「相違個所」を指定した場合は,詳細表示をしても何も表示されません。また,「メッセージ」の「バージョンを表示する」のチェックをオンにしても,再度,マップコンペアを実行しないと結果の一覧表示の内容は変化しません。
(b) 詳細表示の設定
[設定]ダイアログの[詳細表示]タブを次に示します。
![[図データ]](FIGURE/HC060960.GIF)
- 表示リスト
詳細表示に表示する内容を指定します。
全て:一致するユニット情報と異なるユニット情報の両方を表示します。
相違個所:一致しないユニット情報だけを表示します。
- 表示色
詳細表示で使用する色を変更します。詳細表示で表示される16進データの背景やテキストの色を,一致行,不一致行,選択行に対して変更できます。変更する場合は「変更個所」を選択し,[変更]ボタンをクリックして任意の色を選択します。
- 選択行を有効にする
このオプションのチェックをオンにすると,比較結果を詳細表示したとき,詳細表示画面の16進表示の行をマウスで選択すると,選択行の表示色のサンプル表示にある選択行の状態になります。チェックをオフにすると,16進表示の行を選択しても表示は変わりません。
(c) プロジェクト
マップコンペアの結果を印刷したとき,ヘッダに印字するプロジェクト名を入力します。半角文字の場合で40文字までの任意の文字列を入力できます。
![[図データ]](FIGURE/HC060970.GIF)
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