画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

15.4.1 マップコンペアの機能と用途

マップコンペアの機能と用途について説明します。

<この項の構成>
(1) マップコンペアの機能
(2) マップコンペアの用途
(3) 比較できる対象
(4) マップコンペアの比較単位

(1) マップコンペアの機能

マップコンペア機能は,同一バージョンのXMAP3で生成した定義体(物理マップ,書式イメージファイル,行制御データファイル)同士を比較して,その同一性を検証する機能です。

マップコンペア機能では,指定した定義体を次の観点で一致するかどうかを比較し,比較の結果を画面またはプリンタに出力します。

マップコンペア機能の概要を次の図に示します。

図15-5 マップコンペア機能の概要

[図データ]

(2) マップコンペアの用途

マップコンペア機能は次のような目的に利用できます。複数の定義体をまとめて比較,検証できるため,実行環境の構築時や更新時などに役立てることができます。

(3) 比較できる対象

物理マップ(.pmp),書式イメージファイル(.fmp),行制御データファイル(.pci)を対象にして比較できます。

この場合,比較対象にするファイルには,必ず拡張子がついているファイルを指定してください。

(4) マップコンペアの比較単位

必要に応じて,次に示す単位で比較できます。