画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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13.3.1 連続表示/印刷のための遷移図の作成

連続表示/印刷のための遷移図の作成方法について説明します。作成した連続表示/印刷用の遷移図は,連続遷移ファイル(拡張子.run)として保管できます。

<この項の構成>
(1) 新規作成の操作
(2) 連続表示/印刷ウィンドウの構成
(3) 連続表示/印刷用の遷移図の編集方法

(1) 新規作成の操作

  1. [テスト支援]ダイアログで[連続表示/印刷]ボタンをクリックします。
    [新規・更新選択]ダイアログが表示されます。
  2. 「新規作成」のラジオボタンを選び,[OK]ボタンをクリックします。
    [実行ファイルの環境設定]ダイアログが表示されます。
    なお,初期表示されるフォルダは,ドローで最後に保存したフォルダです。
  3. 「実行ファイルの場所指定」で,連続表示/印刷に使用する定義体が格納されているフォルダを指定し,[OK]ボタンをクリックします。
    「連続表示/印刷」ウィンドウが表示されます。
  4. 連続表示/印刷ウィンドウで,遷移図を編集します。
    遷移図の編集方法については,「(3) 連続表示/印刷用の遷移図の編集方法」を参照してください。

(2) 連続表示/印刷ウィンドウの構成

連続表示/印刷ウィンドウを次に示し,各部分について説明します。

[図データ]

  1. ファイル一覧
    [実行ファイルの環境設定]ダイアログで指定したフォルダの物理マップ(.pmp)または書式イメージファイル(.fmp)の一覧が表示されます。
  2. 遷移図の編集領域
    この領域で遷移図を編集します。業務の流れに従って,順番にシンボルを配置します。
  3. 遷移開始シンボル
    業務の開始を示すシンボルです。
  4. マップのシンボル
    連続表示/印刷に使用する物理マップまたは書式イメージファイルを示すシンボルです。マップの種類によって,次のように形状が異なります。

    [図データ]

  5. 遷移終了シンボル
    業務の終了を示すシンボルです。

(3) 連続表示/印刷用の遷移図の編集方法

次に,遷移図の基本的な編集方法について説明します。

(a) 遷移図にマップのシンボルを追加する
  1. ファイル一覧から物理マップ(.pmp)または書式イメージファイル(.fmp)を選び,遷移図の編集領域までドラッグします。または,メニューバーの[編集]から[追加]を選びます。
    選択したマップのシンボルが遷移図に追加されます。業務の末尾(「遷移終了イベント(end)」)の直前にシンボルを追加します。

    [図データ]

(b) 遷移図の指定位置にマップを挿入する
  1. 遷移図の編集領域で,挿入先のマップのシンボルを選びます。
  2. ファイル一覧から物理マップ(.pmp)または書式イメージファイル(.fmp)を選びます。
  3. メニューバーの[編集]から[挿入]を選ぶか,ツールバーの[挿入]ボタンを押します。
    マップのシンボルが指定位置の直前に挿入されます。

    [図データ]

(c) 遷移図からマップを削除する
  1. 遷移図の編集領域で,削除したいマップのシンボルを選択して,メニューバーの[編集]から[削除]を選ぶか,ツールバーの[削除]ボタンを押します。
    選択したマップのシンボルが削除され,一つ下の位置にあるマップが繰り上がります。なお,複数シンボルを一度に削除することはできません。また,遷移開始シンボルおよび遷移終了シンボルは削除できません。
(d) 注意事項