画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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9.2.2 TCP/IP関連ファイルの設定および確認

各PCで設定されているシステムホスト名ファイル(HOSTSファイル)とシステムサービス名ファイル(SERVICESファイル)を確認し,必要であれば設定を追加してください。この作業は,サーバおよびクライアントのすべてのPCに対して行ってください。

<この項の構成>
(1) システムホスト名ファイル(HOSTSファイル)
(2) システムサービス名ファイル(SERVICESファイル)

(1) システムホスト名ファイル(HOSTSファイル

システムホスト名ファイル(HOSTSファイル)」は,ネットワークで接続する各PCそれぞれのホスト名とネットワーク上のアドレス(IPアドレス)の対応を設定するファイルです。

この設定情報は,XMAP3を使用したC/Sシステム構成でのすべてのサーバPC,およびクライアントPCに必要です。ただし,DNS使用時は,DNSでホスト名の管理がされるため,各PCでのHOSTSファイルの設定は必要ありません。

HOSTSファイルでは,「9.2.1 ホスト名とIPアドレスの設定および確認」で確認したIPアドレス,およびホスト名が記述されていることを確認します。XMAP3を使用したC/Sシステム構成でのすべてのサーバPC,およびクライアントPCのホスト名とIPアドレスが記述されているかを確認してください。記述されていない場合には,レコードの追加が必要です。

(2) システムサービス名ファイル(SERVICESファイル)

システムサービス名ファイルSERVICESファイル)」は,TCP/IPポート番号を設定するファイルです。SERVICESファイルには,TCP/IP上で提供されるXMAP3のサービスの番号(ポート番号)を指定します。

この設定情報は,XMAP3のC/S構成でのすべてのサーバPC,およびクライアントPCに必要です。