画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

7.2.5 用紙サイズに応じた帳票環境の作成方法

XMAP3で,プリンタのカセットや手差しトレイにセットされている,さまざまなサイズの用紙に対して,印刷したい場合には,次に示すような設定が必要です。運用形態に合わせて使い分けてください。

ここでは,キヤノンLBP-A309GIIプリンタを例に説明していますが,そのほか給紙選択が自動選択できるプリンタや,プリンタドライバで給紙選択の設定ができるプリンタであれば,適用できます。

なお,プリンタハードによっては,ここで説明する運用ができない場合があるため,用紙吸入の仕様をプリンタハードマニュアルで確認しておく必要があります。

<この項の構成>
(1) 各用紙サイズがすべて異なる場合
(2) 同一の用紙サイズを切り替えて使用する場合
(3) 定形外の用紙に印刷する場合

(1) 各用紙サイズがすべて異なる場合

《運用例》
2段カセット付きページプリンタで,カセットにそれぞれA3/A4が設定されていて,トレイでB4を使用します。

《APでの指定》
それぞれの帳票の印刷指定(SEND命令)は,同じ仮想端末に対し発行できます。

《帳票定義時の設定》
ページプリンタ用の帳票定義で,サイズごとに帳票を作成します。

《表示・印刷セットアップの指定》
印刷モードに「GDI:ページプリンタ」を指定します。

《プリンタおよびプリンタドライバの設定》
プリンタハード側の設定で給紙選択設定でトレイに対し,用紙サイズをB4に設定し,給紙方法を自動選択にします。また,プリンタドライバの用紙設定で給紙方法を自動用紙送りにします。

(2) 同一の用紙サイズを切り替えて使用する場合

《運用例》
Windowsで同一用紙サイズで一方をプレプリント用紙に印刷します。

《APでの指定》
それぞれの帳票の印刷指定(SEND命令)は,目的別の仮想端末に対し発行するようにします。

《帳票定義時の設定》
ページプリンタの帳票で用途別に,それぞれ帳票を作成します(用紙サイズは同じ)。

《プリンタ構成ファイルの指定》
出力先としてカセットおよびトレイごとにプリンタデバイスを指定します。このとき,プリンタの種類としてWindows対応「ページ帳票/書式印刷」のものを指定し,印刷オプションとして「帳票の用紙サイズをWindowsのプリンタの設定値とする」を指定します。

《プリンタおよびプリンタドライバの設定》
同一のプリンタに対し,Windows上でプリンタデバイスごとにプリンタを作成します。このとき,ドライバ名称は同じものを指定します。プリンタ作成後,プリンタドライバの設定で給紙方法を,それぞれカセットおよびトレイに設定しておきます。

(3) 定形外の用紙に印刷する場合

《運用例》
はがきサイズの用紙にマップ帳票または書式オーバレイを印刷します。

《APでの指定》
それぞれの帳票の印刷指定(SEND命令)は,目的別の仮想端末に対し発行するようにします。

《帳票定義時の設定》
ページプリンタ用の帳票定義で,用紙サイズを「フリー」としたマップ帳票(書式オーバレイの場合には,適当な用紙サイズ(任意)を選択する)を作成し,当該帳票(書式)定義の「行/列」の指定に,実際に印刷するサイズの数値を設定します。ここに設定する数値は,あらかじめテスト印刷などで印刷し,印刷したい用紙の範囲に印刷可能な数値を求めておきます。

《表示・印刷セットアップの指定》
  • マップ帳票(用紙サイズ=フリー指定)の場合
    印刷モードには「GDI:ページプリンタ」または「PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ」を指定します。
    また,[高度な設定]ダイアログの「印刷用紙サイズ」に「プリンタ依存」を指定しておきます。
  • 書式オーバレイ(用紙サイズ=任意)の場合
    印刷モードには「GDI:ページプリンタ」を指定します。
    また,用紙サイズの設定を「OS設定優先」に変更しておきます。

《プリンタおよびプリンタドライバの設定》
印刷するWindows上でプリンタのデフォルトの印刷用紙サイズを印刷したい用紙サイズ(はがき)に設定します。また,印刷モードが「PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ」の場合には,プリンタハード側の設定で印刷したい用紙がデフォルトで給紙できるようにしておきます。
なお,すでに設定されている環境に対して,このような設定変更をすると,プリンタのデフォルト用紙サイズが変更されるため,他アプリケーションから印刷する場合などに支障をきたす場合があります。