画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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6.3.2 キーボードのカスタマイズ

ここでは,キー割り当てに関する設定項目について説明します。

なお,各設定項目と表示・印刷環境ファイルの記述との対応は,タイトル横に示しています。スタンドアロン構成の環境では,キーボードの設定はすべてのサービスで共通になるため,表示サービス名には必ず「*」を指定します(表示・印刷セットアップを使用する場合は,サービス名を意識する必要はありません)。

<この項の構成>
(1) 機種
(2) フルキーボード側Enterキーの動作(表示サービス名.DCLNFD=)
(3) 右Ctrlキーでの送信動作(表示サービス名.DCRCTL=)
(4) PageUpキーの動作(表示サービス名.DCKPUP=)
(5) PageDownキーの動作(表示サービス名.DCKPDN=)
(6) テンキーボード側Enterキーの動作(表示サービス名.DCEXEC=)
(7) テンキー側/キーの動作(表示サービス名.DCKDIV=)
(8) テンキー側*キーの動作(表示サービス名.DCKMUL=)
(9) テンキー側−キーの動作(表示サービス名.DCKSUB=)
(10) テンキー側+キーの動作(表示サービス名.DCKADD=)

(1) 機種

実際に使用しているキーボードの機種を設定します。

(2) フルキーボード側Enterキーの動作表示サービス名.DCLNFD=

フルキーボード側(キーボードの文字キー側)にあるEnterキーの動作を指定します。

(3) 右Ctrlキーでの送信動作表示サービス名.DCRCTL=

右[CTRL]キーの動作をCtrlキーの動作か,送信(実行)キーにするかを指定します。なお,この指定はPC-9800シリーズのキーボードでは使用できません。

(4) PageUpキーの動作表示サービス名.DCKPUP=

[PageUp]キーの動作として,PA1,ウィンドウスクロール,タブ,バックタブ,PF13,またはPF14キーのうち,どのキーを割り当てるかを指定します。

(5) PageDownキーの動作表示サービス名.DCKPDN=

PageDownの動作として,PA2,ウィンドウスクロール,タブ,バックタブ,PF13,またはPF14キーのうち,どのキーに割り当てるかを指定します。

(6) テンキーボード側Enterキーの動作表示サービス名.DCEXEC=

キーボードのテンキー側にあるEnterキーの動作を指定します。キーボードの機種に「ノート型キーボード(テンキーなしキーボード)」または「PC-9800シリーズ」を指定した場合は,この設定は無効になります。

(7) テンキー側/キーの動作表示サービス名.DCKDIV=

テンキー側の[/]キーの動作を指定します。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているとき,[/]の入力はIMEが文字入力として扱うために,指定した動作となりません。IMEを終了してから入力してください。または,IMEの設定で[/]入力を常に半角で入力するように設定(IMEが立ち上がっている状態でも特定のキー入力を,IMEを介さずに,直接キーから入力したのと同じ状態にする設定)ができるならば,その指定をする方式もあります。

(8) テンキー側*キーの動作表示サービス名.DCKMUL=

テンキー側の[*]キーの動作を指定します。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているときには,[/]入力の場合と同様の注意が必要です。

(9) テンキー側−キーの動作表示サービス名.DCKSUB=

テンキー側の[−]キーの動作を指定します。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているときには,[/]入力の場合と同様の注意が必要です。

(10) テンキー側+キーの動作表示サービス名.DCKADD=

テンキー側の[+]キーの動作を指定します。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているときには,[/]入力の場合と同様の注意が必要です。