画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
XMAP3の画面環境を使用する場合,必要に応じて,画面機能に関する環境を表示・印刷セットアップ機能を使って設定します。表示・印刷セットアップを使って設定した画面環境は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)とフォント構成ファイル(X3PFONT)に登録されます。ただし,表示・印刷セットアップでは,このファイルの画面環境に関するすべての設定項目を定義できませんので,必要に応じて直接ファイルを編集してください。このセットアップ機能を使っても,表示・印刷セットアップで設定できないパラメタの内容は,以前の状態のままで初期化されることはありません。
なお,表示・印刷セットアップでは,新規登録の場合は設定内容がファイルにそのまま格納され,一度設定している場合には新しい内容に更新されます。変更した個所以外の設定はそのまま保存されます。ただし,前回登録した内容は,.BAKの拡張子を付けて保存されます。誤って修正した場合は,作成したファイルを削除したあと,.BAK付きのファイルを元のファイル名に戻すことで,以前の状態に戻すことができます。
表示・印刷セットアップ機能を使用した画面環境のセットアップの概要を次の図に示します。
図6-1 画面環境のセットアップの概要
C/Sシステム構成の実行環境の場合,サーバ(APを実行するアプリケーションサーバ)で設定した画面環境を全クライアントに適用させるか,または,個々のクライアントごとに画面環境を設定するか,どちらかの方法を選択できます。ただし,フォント構成ファイルに登録される「表示文字」に関するセットアップは,常に各クライアントでの設定が有効になります。
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