画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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5.4.1 ターミナルサービス構成での実行環境の運用範囲

<この項の構成>
(1) ターミナルサービス構成の実行環境で利用できる機能
(2) 画面表示機能の制限事項
(3) 帳票印刷機能の制限事項

(1) ターミナルサービス構成の実行環境で利用できる機能

ターミナルサービス構成の実行環境で利用できるXMAP3の機能を次の表に示します。

表5-5 XMAP3の提供機能ごとの適用範囲(ターミナルサービス構成の実行環境)


機能名
ターミナルサービス構成での運用可否
サーバ(デフォルトデスクトップ) クライアント(ターミナルサービス)
実行系機能 スタンドアロン
C/S ×
メインフレーム連携 ×
大量外字 ×
Web ×
実行環境設定機能 表示・印刷セットアップ
C/Sセットアップ ×
トラブルシュート機能 ロギング支援
ハードコピー
保守機能 ユティリティ(環境ファイル操作)

(凡例)
○:機能を利用できる。
△:機能を利用できる。ただし,利用できる機能の一部に制限がある。
×:機能を利用できない。

注※
OpenTP1およびCommuniNetとの連携には対応していません。

 

(2) 画面表示機能の制限事項

XMAP3スタンドアロン実行での画面表示機能については,クライアントおよびサーバのどちらで実行した場合でも,ターミナルサービスを利用しない場合と同様にXMAP3の機能を利用できます。ただし,Windowsが提供するターミナルサービス機能の仕様によって,次に示す利用制限がありますのでご注意ください。

(3) 帳票印刷機能の制限事項

XMAP3スタンドアロン実行での帳票印刷機能については,クライアントおよびサーバのどちらで実行した場合でも,ターミナルサービスを利用しない場合と同様にXMAP3の機能を利用できます。ただし,Windowsが提供するターミナルサービス機能の仕様によって,次に示す利用制限がありますのでご注意ください。