帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.3.2 EURPM制御コマンドのオプション一覧

EURPM制御コマンドが提供するオプションの一覧を次に示します。なお,オプション名のセパレータは「/」で示しています。UNIX/Linux環境の場合は,「/」を「-」に置き換えてお読みください。

表6-1 EURPM制御コマンドのオプション一覧

オプション 指定値 内容
/id 識別名 操作対象となるEUR Print Managerの識別名を指定します。
/ini 環境設定ファイルパス 操作対象となるEUR Print Managerが使用する環境設定ファイルの格納先のパスを指定します。
/kind ALL 起動管理定義に登録されているすべてのEUR Print Managerを操作対象とします。
AUTOONLY 起動管理定義に登録されているEUR Print Managerのうち,自動起動の設定がされているEUR Print Managerを操作対象とします。
/m start EUR Print Managerを起動します。
stop EUR Print Managerを停止します。
stat EUR Print Managerの稼働状態を確認します。
add EUR Print Managerの起動管理定義を追加します。
del EUR Print Managerの起動管理定義を削除します。
chg EUR Print Managerの起動管理定義を変更します。
disp EUR Print Managerの起動管理定義の登録内容を出力します。
auto EUR Print Managerの自動起動の設定をします。
/message | /nomessage 標準エラー出力にメッセージを出力するかどうかを指定します。
/mode AUTO 自動で起動します。
MANUAL 手動で起動します。
注※
1〜16バイトで指定します。半角英数字および「_」(アンダースコア)が使用できます。値の先頭と末尾に半角空白を指定した場合は削除されます。また,半角空白だけを指定した場合は,値を指定していないと見なされます。

<この項の構成>
(1) オプションを指定するときの注意

(1) オプションを指定するときの注意

オプションを指定するときの注意を次に示します。

(a) 大文字と小文字の区別

オプション,オプションの指定値,およびオプションに指定する文字列は,大文字と小文字を区別します。ただし,識別名については大文字と小文字を区別しません。

例えば,/mオプションを「/M」と指定したり,/mオプションの指定値を「/m STOP」と指定したりすると,エラーになります。

(b) 同一オプションを複数指定する場合

一つのコマンド構文に,同じオプションが複数指定されている場合は,コマンド構文の後方に指定されたオプションが有効となります。

(c) 無効なオプションが指定されている場合

無効なオプションが指定されていた場合は,そのオプションを無視して処理を実行します。

(d) 環境設定ファイルパスの指定

ファイルパスを指定するときの規則,および注意については,「15.1.2 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。また,パスに日本語を使用する場合の注意については,「18.5.2(1) EUR Print Managerを使用する場合の注意」を参照してください。