帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力
2.5 蓄積ファイルからの印刷(再印刷)
サーバに蓄積されている印刷データを,拠点サーバのプリンタやクライアントPCのプリンタで再印刷できます。
複数の蓄積ファイルを同じ出力先で印刷したい場合,印刷データを一つに統合して印刷することもできます。ただし,複数の蓄積ファイルの印刷データを統合して印刷するには,次の条件をすべて満たす必要があります。
- 統合対象の蓄積ファイルの数が,2〜10,000ファイルであること。
- 統合対象の蓄積ファイルの合計ページ数が,999,999ページ以下であること。
- 統合対象の蓄積ファイルを印刷用のデータ形式に変換したときのファイルサイズの合計が2GB以下であること。
- 統合対象の蓄積ファイルが,すべて存在していること。
- 統合対象のすべての蓄積ファイルにアクセスできること。
- 統合対象のすべての蓄積ファイルで,蓄積ファイルに格納されている印刷データの解像度(DPI値)が同じであること。
- 統合対象のすべての蓄積ファイルで,印刷実行回数が印刷上限回数を超えていないこと。
- 統合対象の蓄積ファイルの実行可能印刷方式が,次のとおり設定されていること。
統合した印刷データを蓄積拠点サーバ印刷する場合
「蓄積拠点サーバ印刷」または「蓄積拠点サーバ印刷/蓄積クライアント印刷」
統合した印刷データを蓄積クライアント印刷する場合
「蓄積クライアント印刷」または「蓄積拠点サーバ印刷/蓄積クライアント印刷」
なお,複数の蓄積ファイルの印刷データを統合して印刷する場合,最初に指定した蓄積ファイルの印刷データに次に示す属性情報が設定されているときは,プリンタでの印刷実行時の日時情報が帳票に出力されます。
- 印刷日時書式
- 印刷日時フォント名
- 印刷日時フォントサイズ
- 印刷日時出力位置
- 印刷日時フォント色
また,蓄積ファイルにアクセスできるユーザーを制限するなど,蓄積ファイルにセキュリティが設定されている場合は,蓄積ファイルを印刷できないことがあります。蓄積ファイルに設定できるセキュリティについては,「5. 蓄積ファイルのセキュリティ管理」を参照してください。
- 参考
- 起動部品はEUR Print Manager - Report Server Adapterがインストールされているアプリケーションサーバで設定します。詳細については次の章を参照してください。
- <この節の構成>
- 2.5.1 拠点サーバのプリンタで印刷する
- 2.5.2 クライアントPCのプリンタで印刷する
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