帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

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2.2.4 印刷データを蓄積する手順

印刷データを蓄積するためには,起動部品で帳票の印刷方法の設定,蓄積先のサーバの設定,蓄積する印刷データの設定,および帳票の出力設定が必要です。ただし,帳票を分割または仕分けして蓄積する場合は,起動部品の指定内容よりも印刷先定義ファイルの設定内容が優先されます。印刷先定義ファイルの詳細については,「15.6.3 印刷先定義ファイル」を参照してください。

また,蓄積した印刷データ(蓄積ファイル)のジョブIDを取得するように起動部品を設定しておくことで,蓄積後に続けて蓄積ファイルを操作することもできます。ジョブIDの取得方法を起動部品ごとに次に示します。

なお,コマンド起動部品の場合は,eurpmcコマンドの出力結果で蓄積ファイルのジョブIDを確認できます。詳細については,「12.3.2(2) 出力結果」を参照してください。

OutputEPFReportメソッドで出力したEPF形式ファイルは,蓄積印刷には使用できません。蓄積印刷を実行する場合は,次の手順で帳票を蓄積してください。

参考
起動部品はEUR Print Manager - Adapterがインストールされているアプリケーションサーバで設定します。詳細については次の章を参照してください。
<この項の構成>
(1) 拠点サーバで印刷する場合
(2) クライアントPCで印刷またはプレビュー表示する場合
(3) クライアントPCのWebブラウザ,ヘルパクライアント,およびクライアントPCへの配布印刷を使用して印刷する場合

(1) 拠点サーバで印刷する場合

拠点サーバで印刷するデータを蓄積するために,印刷管理サーバで次の設定をします。なお,拠点サーバがUNIX/Linux環境の場合は,拠点サーバでの印刷はできません。

  1. 印刷方法の設定
    帳票を印刷する方法を設定します。
    印刷方法を設定する項目を,次に示します。
    印刷方法の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    印刷方法 ActiveX起動部品:PrintModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTMODEパラメタ
    2(蓄積印刷する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/pmオプション spl(蓄積印刷する)
  2. 蓄積先のサーバの設定
    蓄積先となるサーバの指定方法を設定します。蓄積先のサーバの指定方法は,出力先名とIPアドレスの2種類の指定方法を選択できます。
    蓄積先のサーバを設定する項目を,次に示します。
    蓄積先のサーバの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    蓄積先のサーバの指定方法 ActiveX起動部品:ServerSelectModeプロパティ
    Java起動部品:setServerSelectModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERSELECTMODEパラメタ
    0(出力先名で指定する)
    1(IPアドレスで指定する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/srmオプション dest(出力先名で指定する)
    sv(IPアドレスで指定する)
    蓄積先のサーバ
     
    出力先名 ActiveX起動部品:DestinationNameプロパティ
    Java起動部品:setDestinationNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のDESTNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/destオプション
    出力先名(80バイト以内の文字列)
    IPアドレス ActiveX起動部品:ServerAddressプロパティ
    Java起動部品:setServerAddressメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERADDRパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/svrオプション
    255.255.255.255形式
  3. 実行できる印刷方法の設定
    帳票を印刷する方法のうち,どの印刷方法を選択できるのか設定します。
    実行できる印刷方法を設定する項目を,次に示します。
    実行できる印刷方法の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    実行できる印刷方法 ActiveX起動部品:ExecutablePrintModeプロパティ
    Java起動部品:setExecutablePrintModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のEXECUTABLEPRINTMODEパラメタ
    0(拠点サーバで印刷できる)
    1(拠点サーバ,およびクライアントPCで印刷できる)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/expオプション sv(拠点サーバで印刷できる)
    svcl(拠点サーバ,およびクライアントPCで印刷できる)
  4. 分割/仕分けの設定
    印刷データの蓄積時に,分割または仕分けするかどうかを設定します。
    分割/仕分けを設定する項目を,次に示します。
    分割/仕分けの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    分割/仕分けの実行 ActiveX起動部品:SplitModeプロパティ
    Java起動部品:setSplitModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPLITMODEパラメタ
    0(EUR Print Managerの環境設定ファイルの設定に従う)
    1(分割/仕分けしない)
    2(仕分けする)
    3(分割する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/splitオプション default(EUR Print Managerの環境設定ファイルの設定に従う)
    no(分割/仕分けしない)
    key(仕分けする)
    page(分割する)
  5. 蓄積ファイルの設定
    蓄積ファイルの情報を設定します。
    蓄積ファイルにアクセスできるユーザーを制限する場合は,「ジョブ検索キーの分類」と「ジョブ検索キーの値」に,蓄積管理ユーザ名を定義するための分類名と対応する値を必ず設定してください。
    蓄積ファイルにアクセスできるユーザーの制限については,「5. 蓄積ファイルのセキュリティ管理」を参照してください。
    蓄積ファイルの情報を設定する項目を,次に示します。
    蓄積ファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    蓄積ファイルの格納ファイル名 ActiveX起動部品:SpoolFileNameプロパティ
    Java起動部品:setSpoolFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPOOLFILENAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/sfオプション
    蓄積ファイルの格納ファイル名(255バイト以内の文字列)
    ジョブ検索キーの分類 ActiveX起動部品:JobKeyCategoryプロパティ
    Java起動部品:setJobKeyCategoryメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のJOBKEYCATEGORYパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/fcオプション
    ジョブ検索キーの分類名(80バイト以内の文字列)
    ジョブ検索キーの値 ActiveX起動部品:JobKeyDataプロパティ
    Java起動部品:setJobKeyDataメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のJOBKEYDATAパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/fdオプション
    ジョブ検索キーの値(80バイト以内の文字列)
    蓄積期限日 ActiveX起動部品:SpoolLimitプロパティ
    Java起動部品:setSpoolLimitメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPOOLLIMITパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/lmオプション
    日付で指定する場合
    YYYYMMDD形式
    日数で指定する場合
    +XXX形式
    印刷回数の上限値 ActiveX起動部品:MaxPrintCountプロパティ
    Java起動部品:setMaxPrintCountメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のMAXPRINTCOUNTパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/xpオプション
    1〜65,536(指定した回数印刷できる)
    -1(無限に印刷できる)
    0(印刷を禁止する)
    蓄積ファイルを取得できるかどうか ActiveX起動部品:EnableGetプロパティ
    Java起動部品:setEnableGetメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のENABLEGETパラメタ
    True(取得できる)
    False(取得できない)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/gオプション get(取得できる)
    noget(取得できない)
    蓄積後に続けて印刷するかどうか ActiveX起動部品:PrintHoldModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintHoldModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTHOLDMODEパラメタ
    0(蓄積後に続けて印刷しない)
    1(蓄積後に続けて拠点サーバで印刷する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/prhオプション hold(蓄積後に続けて印刷しない)
    sv(蓄積後に続けて拠点サーバで印刷する)
  6. プリンタの設定
    拠点サーバのプリンタの指定方法を設定します。拠点サーバのプリンタの指定方法は,プリンタクラス名,プリンタ名,および帳票振り分け定義の3種類の指定方法を選択できます。
    拠点サーバのプリンタを設定する項目を,次に示します。
    拠点サーバのプリンタの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    プリンタの指定方法 ActiveX起動部品:PrinterSelectModeプロパティ
    Java起動部品:setPrinterSelectModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTERSELECTMODEパラメタ
    0(プリンタクラス名で指定する)
    1(プリンタ名で指定する)
    2(帳票振り分け定義で指定する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/smオプション class(プリンタクラス名で指定する)
    printer(プリンタ名で指定する)
    group(帳票振り分け定義で指定する)
    プリンタクラス名 ActiveX起動部品:PrinterClassNameプロパティ
    Java起動部品:setPrinterClassNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTERCLASSNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/prcオプション
    プリンタクラス名(80バイト以内の文字列)
    プリンタ名
     
    OS上のプリンタ名 ActiveX起動部品:ServerPrinterNameプロパティ
    Java起動部品:setServerPrinterNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERPRINTERNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/lspオプション
    プリンタ名(80バイト以内の文字列)
    OS上のプリンタのトレイ名 ActiveX起動部品:ServerTrayNameプロパティ
    Java起動部品:setServerTrayNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERTRAYNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/lstオプション
    トレイ名(80バイト以内の文字列)
    帳票振り分け定義 ActiveX起動部品:GroupNameプロパティ
    Java起動部品:setGroupNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のGROUPNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/groupオプション
    帳票振り分け定義(80バイト以内の文字列)

実行できる印刷方法の設定,およびプリンタの設定は,サーバに帳票を蓄積したあとでも変更できます。印刷方法の設定,およびプリンタの設定を変更する方法については「2.3.3 蓄積ファイルの属性値の変更」を参照してください。

(2) クライアントPCで印刷またはプレビュー表示する場合

クライアントPCで印刷するデータを蓄積するために,印刷管理サーバで次の設定をします。

  1. 印刷方法の設定
    帳票を印刷する方法を設定します。
    印刷方法を設定する項目を,次に示します。
    印刷方法の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    印刷方法 ActiveX起動部品:PrintModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTMODEパラメタ
    2(蓄積印刷する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/pmオプション spl(蓄積印刷する)
  2. 蓄積先のサーバの設定
    蓄積先となるサーバの指定方法を設定します。蓄積先のサーバの指定方法は,出力先名とIPアドレスの2種類の指定方法を選択できます。
    蓄積先のサーバを設定する項目を,次に示します。
    蓄積先のサーバの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    蓄積先のサーバの指定方法 ActiveX起動部品:ServerSelectModeプロパティ
    Java起動部品:setServerSelectModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERSELECTMODEパラメタ
    0(出力先名で指定する)
    1(IPアドレスで指定する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/srmオプション dest(出力先名で指定する)
    sv(IPアドレスで指定する)
    蓄積先のサーバ
     
    出力先名 ActiveX起動部品:DestinationNameプロパティ
    Java起動部品:setDestinationNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のDESTNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/destオプション
    出力先名(80バイト以内の文字列)
    IPアドレス ActiveX起動部品:ServerAddressプロパティ
    Java起動部品:setServerAddressメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERADDRパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/svrオプション
    255.255.255.255形式
  3. 実行できる印刷方法の設定
    帳票を印刷する方法のうち,どの印刷方法を選択できるのか設定します。
    実行できる印刷方法を設定する項目を,次に示します。
    実行できる印刷方法の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    実行できる印刷方法 ActiveX起動部品:ExecutablePrintModeプロパティ
    Java起動部品:setExecutablePrintModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のEXECUTABLEPRINTMODEパラメタ
    1(拠点サーバ,およびクライアントPCで印刷できる)
    2(クライアントPCで印刷できる)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/expオプション svcl(拠点サーバ,およびクライアントPCで印刷できる)
    cl(クライアントPCで印刷できる)
  4. 分割/仕分けの設定
    印刷データの蓄積時に,分割または仕分けするかどうかを設定します。
    分割/仕分けを設定する項目を,次に示します。
    分割/仕分けの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    分割/仕分けの実行 ActiveX起動部品:SplitModeプロパティ
    Java起動部品:setSplitModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPLITMODEパラメタ
    0(EUR Print Managerの環境設定ファイルの設定に従う)
    1(分割/仕分けしない)
    2(仕分けする)
    3(分割する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/splitオプション default(EUR Print Managerの環境設定ファイルの設定に従う)
    no(分割/仕分けしない)
    key(仕分けする)
    page(分割する)
  5. 蓄積ファイルの設定
    蓄積ファイルの情報を設定します。
    蓄積ファイルにアクセスできるユーザーを制限する場合は,「ジョブ検索キーの分類」と「ジョブ検索キーの値」に,蓄積管理ユーザ名を定義するための分類名と対応する値を必ず設定してください。
    蓄積ファイルにアクセスできるユーザーの制限については,「5. 蓄積ファイルのセキュリティ管理」を参照してください。
    蓄積ファイルの情報を設定する項目を,次に示します。
    蓄積ファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    蓄積ファイルの格納ファイル名 ActiveX起動部品:SpoolFileNameプロパティ
    Java起動部品:setSpoolFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPOOLFILENAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/sfオプション
    蓄積ファイルの格納ファイル名(255バイト以内の文字列)
    ジョブ検索キーの分類 ActiveX起動部品:JobKeyCategoryプロパティ
    Java起動部品:setJobKeyCategoryメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のJOBKEYCATEGORYパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/fcオプション
    ジョブ検索キーの分類名(80バイト以内の文字列)
    ジョブ検索キーの値 ActiveX起動部品:JobKeyDataプロパティ
    Java起動部品:setJobKeyDataメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のJOBKEYDATAパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/fdオプション
    ジョブ検索キーの値(80バイト以内の文字列)
    蓄積期限日 ActiveX起動部品:SpoolLimitプロパティ
    Java起動部品:setSpoolLimitメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPOOLLIMITパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/lmオプション
    日付で指定する場合
    YYYYMMDD形式
    日数で指定する場合
    +XXX形式
    印刷回数の上限値 ActiveX起動部品:MaxPrintCountプロパティ
    Java起動部品:setMaxPrintCountメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のMAXPRINTCOUNTパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/xpオプション
    1〜65,536(指定した回数印刷できる)
    -1(無限に印刷できる)
    0(印刷を禁止する)
    蓄積ファイルを取得できるかどうか ActiveX起動部品:EnableGetプロパティ
    Java起動部品:setEnableGetメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のENABLEGETパラメタ
    True(取得できる)
    False(取得できない)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/gオプション get(取得できる)
    noget(取得できない)
    蓄積後に続けて印刷するかどうか ActiveX起動部品:PrintHoldModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintHoldModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTHOLDMODEパラメタ
    0(蓄積後に続けて印刷しない)
    2(蓄積後に続けてクライアントPCで印刷する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/prhオプション hold(蓄積後に続けて印刷しない)
    cl(蓄積後に続けてクライアントPCで印刷する)
  6. クライアントPCの設定
    クライアントPCのIPアドレスを指定します。
    クライアントPCを設定する項目を,次に示します。
    クライアントPCの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    IPアドレス ActiveX起動部品:ClientAddressプロパティ
    Java起動部品:setClientAddressメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のCLIENTADDRパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/clientオプション
    255.255.255.255形式
  7. ダイアログの設定
    帳票を受信したときにダイアログを表示するかどうかを設定します。
    ダイアログを設定する項目を,次に示します。
    ダイアログの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    ダイアログを表示するかどうか ActiveX起動部品:DispPrintDlgプロパティ
    Java起動部品:setDispPrintDlgメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のDISPPRINTDLGパラメタ
    0(対話型印刷)
    1(自動印刷)
    2(対話型印刷プレビュー表示)
    3(全自動印刷)※1
    4(対話型印刷プレビュー表示限定)※2
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/dialogオプション dialog:(対話型印刷)
    auto:(自動印刷)
    preview:(対話型印刷プレビュー表示)
    fullauto:(全自動印刷)※1
    pvonly:(対話型印刷プレビュー表示限定)※2

    注※1 印刷実行時に印刷中のダイアログが表示されません。

    注※2 印刷は実行できません。


  8. クライアントPCのプリンタの設定
    クライアントPCのプリンタを設定します。クライアントPCのプリンタの設定方法は,プリンタクラス名とプリンタ名の2種類の指定方法を選択できます。
    クライアントPCのプリンタを設定する項目を,次に示します。
    クライアントPCのプリンタの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    プリンタクラス名 ActiveX起動部品:PrinterClassNameプロパティ
    Java起動部品:setPrinterClassNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTERCLASSNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/prcオプション
    プリンタクラス名(80バイト以内の文字列)
    プリンタ名
     
    OS上のプリンタ名 ActiveX起動部品:ClientPrinterNameプロパティ
    Java起動部品:setClientPrinterNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のCLIENTPRINTERNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/pオプション
    プリンタ名(80バイト以内の文字列)
    OS上のプリンタのトレイ名 ActiveX起動部品:ClientTrayNameプロパティ
    Java起動部品:setClientTrayNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のCLIENTTRAYNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/tオプション
    トレイ名(80バイト以内の文字列)

実行できる印刷方法の設定,クライアントPCのIPアドレスの設定,ダイアログの設定,およびプリンタの設定は,サーバに帳票を蓄積したあとでも変更できます。印刷方法の設定,およびプリンタの設定を変更する方法については「2.3.3 蓄積ファイルの属性値の変更」を参照してください。

(3) クライアントPCのWebブラウザ,ヘルパクライアント,およびクライアントPCへの配布印刷を使用して印刷する場合

クライアントPCのWebブラウザ,およびヘルパクライアントを使用して印刷するデータを蓄積するために,印刷管理サーバで次の設定をします。

  1. 印刷方法の設定
    帳票を印刷する方法を設定します。
    印刷方法を設定する項目を,次に示します。
    印刷方法の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    印刷方法 ActiveX起動部品:PrintModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTMODEパラメタ
    2(蓄積印刷する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/pmオプション spl(蓄積印刷する)
  2. 蓄積先のサーバの設定
    蓄積先となるサーバの指定方法を設定します。蓄積先のサーバの指定方法は,出力先名とIPアドレスの2種類の指定方法を選択できます。
    蓄積先のサーバを設定する項目を,次に示します。
    蓄積先のサーバの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    蓄積先のサーバの指定方法 ActiveX起動部品:ServerSelectModeプロパティ
    Java起動部品:setServerSelectModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERSELECTMODEパラメタ
    0(出力先名で指定する)
    1(IPアドレスで指定する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/srmオプション dest(出力先名で指定する)
    sv(IPアドレスで指定する)
    蓄積先のサーバ
     
    出力先名 ActiveX起動部品:DestinationNameプロパティ
    Java起動部品:setDestinationNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のDESTNAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/destオプション
    出力先名(80バイト以内の文字列)
    IPアドレス ActiveX起動部品:ServerAddressプロパティ
    Java起動部品:setServerAddressメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSERVERADDRパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/svrオプション
    255.255.255.255形式
  3. 分割/仕分けの設定
    印刷データの蓄積時に,分割または仕分けするかどうかを設定します。
    分割/仕分けを設定する項目を,次に示します。
    分割/仕分けの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    分割/仕分けの実行 ActiveX起動部品:SplitModeプロパティ
    Java起動部品:setSplitModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPLITMODEパラメタ
    0(EUR Print Managerの環境設定ファイルの設定に従う)
    1(分割/仕分けしない)
    2(仕分けする)
    3(分割する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/splitオプション default(EUR Print Managerの環境設定ファイルの設定に従う)
    no(分割/仕分けしない)
    key(仕分けする)
    page(分割する)
  4. 蓄積ファイルの設定
    蓄積ファイルの情報を設定します。
    蓄積ファイルにアクセスできるユーザーを制限する場合は,「ジョブ検索キーの分類」と「ジョブ検索キーの値」に,蓄積管理ユーザ名を定義するための分類名と対応する値を必ず設定してください。
    蓄積ファイルにアクセスできるユーザーの制限については,「5. 蓄積ファイルのセキュリティ管理」を参照してください。
    蓄積ファイルの情報を設定する項目を,次に示します。
    蓄積する印刷データの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    蓄積ファイルの格納ファイル名 ActiveX起動部品:SpoolFileNameプロパティ
    Java起動部品:setSpoolFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPOOLFILENAMEパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/sfオプション
    蓄積ファイルの格納ファイル名(255バイト以内の文字列)
    ジョブ検索キーの分類 ActiveX起動部品:JobKeyCategoryプロパティ
    Java起動部品:setJobKeyCategoryメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のJOBKEYCATEGORYパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/fcオプション
    ジョブ検索キーの分類名(80バイト以内の文字列)
    ジョブ検索キーの値 ActiveX起動部品:JobKeyDataプロパティ
    Java起動部品:setJobKeyDataメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のJOBKEYDATAパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/fdオプション
    ジョブ検索キーの値(80バイト以内の文字列)
    蓄積期限日 ActiveX起動部品:SpoolLimitプロパティ
    Java起動部品:setSpoolLimitメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のSPOOLLIMITパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/lmオプション
    日付で指定する場合
    YYYYMMDD形式
    日数で指定する場合
    +XXX形式
    印刷回数の上限値 ActiveX起動部品:MaxPrintCountプロパティ
    Java起動部品:setMaxPrintCountメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のMAXPRINTCOUNTパラメタ
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/xpオプション
    1〜65,536(指定した回数印刷できる)
    -1(無限に印刷できる)
    0(印刷を禁止する)
    蓄積ファイルを取得できるかどうか ActiveX起動部品:EnableGetプロパティ
    Java起動部品:setEnableGetメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のENABLEGETパラメタ
    True(取得できる)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/gオプション get(取得できる)
    蓄積後に続けて印刷するかどうか ActiveX起動部品:PrintHoldModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintHoldModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数,またはPrintReport2関数のPRINTHOLDMODEパラメタ
    0(蓄積後に続けて印刷しない)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/prhオプション hold(蓄積後に続けて印刷しない)

実行できる印刷方法の設定,およびプリンタの設定は,サーバに帳票を蓄積したあとでも変更できます。印刷方法の設定,およびプリンタの設定を変更する方法については「2.3.3 蓄積ファイルの属性値の変更」を参照してください。