Windows環境の場合は，管理者グループまたはAdministratorsグループに属するユーザでインストールしてください。

バージョン07-50以降をインストールするときの注意

バージョン07-50以降では，インストールされるヘルプファイルのフォルダ構成が変更されています。業務アプリケーションでヘルプファイルを使用している場合は，プログラムのパスなどを07-50以降のフォルダ構成に合わせて作成してください。

EURのフォルダ構成については，「付録A.2　インストール後に作成されるフォルダ」を参照してください。

上書きインストールするときの注意

EUR Developer，EUR Print Service，およびEUR Print Service Enterpriseは上書きインストールを実行できますが，次に示す事項に注意してください。

• 上書きインストールを実行した場合，環境設定ファイル（EURPS_ENV）は，インストールする前の情報がそのまま残ります。Windows版の環境設定ファイルの設定を変更するには，メモ帳などのテキストエディタを開いて編集してください。UNIX版の環境設定ファイルの変更については，「付録A.2(2)　UNIX／Linux環境の場合」を参照してください。
• Windows環境の場合は，前回インストールしたロケールと同じロケールで上書きインストールしてください。異なるロケールで上書きインストールした場合，正常にインストールできないことがあります。
• UNIX／Linux環境ではバージョン8製品の上書きインストールはできません。バージョン7以前の製品がマシンにインストールされている場合は，バージョン7以前の製品をアンインストールしてからバージョン8製品をインストールしてください。
• EUR Print ServiceおよびEUR Print Service Enterpriseは同じマシンにインストールできません。
• Windows環境でバージョン7以前の製品がマシンにインストールされている場合は，インストールしようとするバージョン8製品に関連する製品がアンインストールされます。インストール時にアンインストールされるバージョン7以前の製品を次の表に示します。
  なお表中では，各製品の名称を次のように省略して表記します。
  ・PRO：EUR Professional Edition
  ・VIEW：EUR Viewer
  ・VIEWE：EUR Viewer - EUR report option
  ・EPS：EUR Print Service
  ・PDF：EUR Print Service - Portable Document Format option
  ・EUR：EUR Print Service - EUR report option
  ・PDFC：EUR Print Service - Portable Document Format Cipher option
  

　

表11-13　インストールする製品とバージョン7以前の製品の関係

インストールする製品	マシンにインストールされているバージョン7以前の製品
	PRO	VIEW	VIEWE	EPS	PDF	EUR	PDFC
EUR Developer	○	○	○	○	○	○	×
EUR Print Service	×	×	×	○	×	×	×
EUR Print Service Enterprise	×	×	×	○	○	○	×
EUR Print Service - Cipher option	×	×	×	×	×	×	○

（凡例）

○：アンインストールされます。

×：アンインストールされません。

＜この項の構成＞

(1)　アップグレードするときの注意