EUR Developer，EUR Print Service，およびEUR Print Service Enterpriseをインストールして作成されるフォルダ構成を次に示します。

(a)　EUR Developerのとき

EUR Developerをインストールすると，次の機能がインストールされます。インストールされる機能とフォルダ構成の参照先を次に示します。

• EUR 帳票作成機能
  次に示すフォルダに，EUR Designerと同じフォルダ構成でインストールされます。
  

  EUR Developerのインストール先フォルダ\EUR Designer

  フォルダ構成については，マニュアル「EUR クライアント帳票出力」を参照してください。
  
• EUR サーバ帳票出力機能
  次に示すフォルダに，EUR Print Service Enterpriseと同じフォルダ構成でインストールされます。
  

  EUR Developerのインストール先フォルダ\EUR Print Service

  フォルダ構成については，「(c)　EUR Print Service Enterpriseのとき」を参照してください。なお，EURフォントファイル作成ツールはインストールされません。
  
• EUR 帳票作成機能（EUR Form帳票）
  フォルダ構成については，マニュアル「EUR 帳票設計（EUR Form帳票）」を参照してください。
  
• ［EUR サーバ帳票出力コマンド指定］ダイアログ（EurMakeCmd.exe）
  次に示すフォルダにインストールされます。
  

  EUR Developerのインストール先フォルダ\EUR Designer\Program

  参考

  • Readme.txtはEUR Developerのインストール先フォルダ直下に入ります。

(b)　EUR Print Serviceのとき

EUR Print Serviceをインストールすると，次の機能がインストールされます。

インストールされる機能とフォルダ構成の参照先を次に示します。

図A-1　 EUR Print Serviceインストール後のフォルダ構成（Windows環境の場合）

注※1

英語ロケール，中国語ロケールでインストールした場合でも，日本語版のヘルプ，およびREADMEファイル（Readme.txt）が起動します。

注※2

プリンタ定義ファイルは，EUR Print Serviceをインストールした時にはありません。ユーザが作成したあと，EUR Print Serviceのインストール先フォルダ下に，ファイル名「printerinf」で保存してください。

(c)　EUR Print Service Enterpriseのとき

EUR Print Service Enterpriseをインストールすると，次の機能がインストールされます。

インストールされる機能とフォルダ構成の参照先を次に示します。

図A-2　 EUR Print Service Enterpriseインストール後のフォルダ構成（Windows環境の場合）

注※1

EUR Print Service - Cipher optionをインストールした場合に，EUR Print Service Enterpriseのインストール先フォルダ下に追加されます。

注※2

英語ロケール，中国語ロケールでインストールした場合でも，日本語版のヘルプ，およびREADMEファイル（Readme.txt，ReadmePC.txt）が起動します。

注※3

プリンタ定義ファイルは，EUR Print Service Enterpriseをインストールした時にはありません。ユーザが作成したあと，EUR Print Service Enterpriseのインストール先フォルダ下に，ファイル名「printerinf」で保存してください。

EUR Print Service，およびEUR Print Service Enterpriseをインストールして作成されるディレクトリ構造を次に示します。

図A-3　 EUR Print ServiceおよびEUR Print Service Enterpriseインストール後のディレクトリ構造（UNIX／Linux環境の場合）

注※1

EUR Print Service Enterpriseの場合に，EUR Print Service - Cipher optionをインストールしたとき，EUR Print Service Enterpriseのインストールディレクトリ下に追加されます。

注※2

EUR Print Service，またはEUR Print Service Enterpriseをインストールした時，/opt/eurps/sample下に環境設定ファイルのサンプル（ファイル名「eurps_env」），およびプリンタ定義ファイルのサンプル（ファイル名「printerinf」）が提供されます。

EUR Print Service，またはEUR Print Service Enterpriseで使用する環境設定ファイル，およびプリンタ定義ファイルは，/opt/eurps/sample下にある環境設定ファイルのサンプル，およびプリンタ定義ファイルのサンプルを参考にして，ファイルの内容をカスタマイズしたあと，/etc/opt/eurps下に環境設定ファイル（ファイル名「eurps_env」），およびプリンタ定義ファイル（ファイル名「printerinf」）で保存してから利用してください。

/etc/opt/eurpsは，EUR Print Service，またはEUR Print Service Enterpriseをインストールした時に自動生成されるディレクトリです。また，/etc/opt/eurpsは，カスタマイズした環境設定ファイル，およびプリンタ定義ファイルを保存して利用するためのディレクトリなので，EUR Print Service，またはEUR Print Service Enterpriseをインストールした時は，/etc/opt/eurps下にファイルはありません。そのため，/etc/opt/eurps下にカスタマイズした環境設定ファイル，およびプリンタ定義ファイルがあっても，上書きされることはありません。