帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
透かし情報ファイルは,メモ帳など,テキストファイルが編集できるエディタを起動して編集します。任意の拡張子のファイルを使用できます。
キーワード=値▼ キーワード=値▼ :
キーワードに指定できる値を次に示します。
表7-30 透かし情報ファイルの構文
| キーワード | 値 |
|---|---|
| IMAGE_FILE | 複写検知用の画像ファイルを指定します。 |
| IMAGE_STYLE | 複写検知用の画像ファイルの展開方法を指定します。 |
| IMAGE_STARTPOS | 複写検知用の画像を貼り付ける開始座標を指定します。 |
| IMAGE_ENDPOS | 複写検知用の画像を貼り付ける終了座標を指定します。 |
| TINT_DATA | 地紋透かしとして埋め込むデータを指定します。 |
| TINT_COLOR | 地紋透かしの色を指定します。 |
| TINT_DENSITY | 地紋透かしの濃度を指定します。 |
| TINT_STARTPOS | 地紋透かしを埋め込む領域の左右を指定します。 |
| TINT_ENDPOS | 地紋透かしを埋め込む領域の上下を指定します。 |
キーワードの指定は,PDF形式ファイルに複写検知機能を追加する場合と,PDF形式ファイルに偽造・改ざん検知機能を追加する場合とで異なります。キーワードと対応する出力機能について,次に示します。
必ず指定するキーワードを省略した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。複写検知機能と偽造・改ざん検知機能のどちらか,または両方を指定できます。どちらも指定しない場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
表7-31 キーワードと対応する出力機能
| キーワード | 複写検知機能 | 偽造・改ざん検知機能 |
|---|---|---|
| IMAGE_FILE | ◎ | △ |
| IMAGE_STYLE | ◎ | △ |
| IMAGE_STARTPOS | ◎ | △ |
| IMAGE_ENDPOS | ○ | △ |
| TINT_DATA | △ | ◎ |
| TINT_COLOR | △ | ◎ |
| TINT_DENSITY | △ | ◎ |
| TINT_STARTPOS | △ | ◎ |
| TINT_ENDPOS | △ | ◎ |
複写検知用の画像ファイルを指定します。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
複写検知用の画像ファイルの展開方法を指定します。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
複写検知用の画像を貼り付ける開始座標を指定します。用紙の左上を原点としたX座標とY座標で指定します。単位はミリメートルです。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
複写検知用の画像を貼り付ける終了座標を指定します。用紙の左上を原点としたX座標とY座標で指定します。単位はミリメートルです。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
地紋透かしとして埋め込む文字を指定します。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
地紋透かしの色を指定します。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
地紋透かしの濃度を指定します。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
地紋透かしを埋め込む領域の左右を指定します。用紙の左右の端から,地紋透かしを埋め込む領域の左右の端までの距離で指定します。単位はミリメートルです。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
地紋透かしを埋め込む領域の上下を指定します。用紙の上下の端から,地紋透かしを埋め込む領域の上下の端までの距離で指定します。単位はミリメートルです。複数指定した場合は,エラー(KEEU081-E)になります。
透かし情報ファイルの文字コードを次に示します。
表7-32 透かしファイルの文字コード
| Windows環境の場合※ | UNIX/Linux環境の場合 |
|---|---|
| CP932(Shift JISエンコード) UTF-8 UTF-16 |
− |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.