帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
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7.10.1 可変記号値定義ファイルの作成
△可変記号1△=△値1△
△可変記号2△=△値2△
:
△可変記号n△=△値n△
- (凡例)
- △:0個以上のタブ,半角空白または全角空白を示します。
- n :複数指定ができることを示します。
- ■可変記号
- 可変記号には,EUR 帳票作成機能で[可変記号入力]ダイアログに設定した可変記号の文字列を指定します。指定できる可変記号の数は,255個までです。1個の可変記号の文字列長は,254バイトまでです。同一名の可変記号は指定できません。指定された場合,最初に記述した可変記号名だけが有効となり,2番目以降の記述は無視されます。
- 可変記号に指定できる文字は,次のとおりです。半角空白は指定できません。
- 全角文字:漢字,ひらがな,カタカナ,英字(A〜Z),数字(0〜9)
- 半角カタカナ
- 半角英字:A〜Z
- 半角数字:0〜9
- 先頭1文字目は,全角文字,半角カタカナ,または半角英字を指定してください。先頭1文字目に,半角数字は指定できません。
- ■可変記号値
- 検索条件の文字列を指定します。
- 可変記号値については,各データベースの仕様に依存します。
可変記号値定義ファイルの指定例を次に示します。
代理店 = 横浜
請求書番号 = 100
(3) 使用できる文字
データベース接続で使用できる文字についての注意を次に示します。
- HiRDBおよびOracleは,Shift JISとUTF-8に対応しています。XDM/RD E2およびSQL ServerはShift JISに対応しています。
- Shift JISデータベースの場合
- データベースに格納されているデータは,Shift JISで取り出してください。Shift JISコードの文字とは,次のような文字です。
- ・1バイト文字で0x20〜0x7E,または0xA1〜0xDF
- ・2バイト文字で1バイト目が,0x81〜0x9F,または0xE0〜0xFC
- ・2バイト文字で2バイト目が,0x40〜0x7E,または0x80〜0xFC
- 例えば,CHAR属性の列に0x00が入っている場合は,0x00以降のデータは取り出されません。データを取り出す対象となる列に0x00から始まるデータが格納されている場合は,NULL値となります。
- データを取り出す対象となる列にバイナリデータが格納されている場合は,文字列として取り出されます。
- Unicodeデータベースの場合
- データベースに格納されているデータは,UTF-8で取り出してください。UTF-8は,次のような文字です。
| UTF-8 |
文字の種類 |
| 1バイト目 |
2バイト目 |
3バイト目 |
| 00-7F |
− |
− |
制御コード
ASCII文字 |
| C0-DF |
80-BF |
− |
UCS-2マルチバイト文字(0x0080-0x07FF) |
| E0-EF |
80-BF |
80-BF |
UCS-2マルチバイト文字(0x0800-0xFFFF) |
- サポート文字は,ASCII文字(X'20'〜X'7E'),UCS-2マルチバイト文字(0x0080-0x07FF,0x0800-0xFFFF)の範囲です。サロゲートペアにも対応します。
- サポートしていない文字が指定されていた場合,データベースに格納されているデータと異なる文字で出力されることがあります。
- 0バイト定数とNULL値を区別しないでください。
データベース接続では,0バイト定数とNULL値はどちらもNULL値として扱われ,区別されません。
- 表名や列名に引用符(")が含まれている場合は,正しく動作しません。
- 上記範囲外の文字コードを含むデータを抽出した場合の動作は,保証しません。
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