3.3.2 けい線帳票からプレプリント帳票への変換
オブジェクトの属性,位置,長さはそのまま引き継がれます。ただし,定義対象間で異なる項目は,次のように変換されます。[オプション設定]ダイアログで「変換内容をメッセージファイルに出力する」をチェックしている場合は,変換の開始を示すメッセージと,ここで説明する変換内容がメッセージファイル(x3ucir01.txt)へ出力されます。
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けい線,固定フィールドは削除される
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フィールドの拡大は「標準」に変更される
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帳票の右端に配置されているフレームおよびフレーム内のオブジェクトが削除される
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「8LPI」の場合,先頭行と最終行に定義されていたオブジェクトは,位置が内側に補正される
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「8LPI」の場合,1フレーム内のフィールドを上端または下端に接して定義していると(例えば,1行のフレームに1フィールドだけ定義しているとき),変換された際にフレームからはみ出るため,XMAP3が自動的にそのオブジェクトをフレームの外に配置する
この場合,フレームの繰り返しも無効になります。コンバート後に,ドローでフレームのサイズを調整し,外に移動されたフィールドをフレーム内に再定義してください。
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けい線帳票の「ます目設定」が「自由な設定」で設定されていた場合,プレプリント帳票で該当する「ます目設定」のCPI値に変換される
けい線帳票のCPIの組み合わせからプレプリント帳票のCPI値への変換規則を次の表に示します。
表3‒2 けい線帳票のCPIの組み合わせからプレプリント帳票のCPI値への変換規則 項番
変換前
変換後
変換前と変換後の対比
けい線帳票の文字サイズ/文字の間隔
プレプリント帳票のます目設定のCPI値
1
9P/0I(12DOT)
15CPI(12DOT)
同サイズ
2
9P/1I(13DOT)
15CPI(12DOT)
-1DOT
3
9P/2I(15DOT)
12CPI(15DOT)
同サイズ
4
9P/3I(16DOT)
12CPI(15DOT)
-1DOT
5
9P/4I(18DOT)
10CPI(18DOT)
同サイズ
6
9P/5I(19DOT)
10CPI(18DOT)
-1DOT
7
9P/6I(21DOT)
10CPI(18DOT)
-3DOT
8
9P/7I(22DOT)
10CPI(18DOT)
-4DOT