2.2.7 論理ハードコピー使用時のポイント
メインフレームでパネル定義文の印字属性に指定した「PRINT」または「NOPRINT」は,インポートをしたときに引き継がれます。論理ハードコピー機能を使用すると,CUI画面およびGUI画面のフィールドボックス中に配置した文字などのオブジェクトを,印刷または非印刷できます。
論理ハードコピーの使用時に非印字(NOPRINT)を指定する手順を次に示します。
- 開発環境での操作
-
-
ドローセットアップで標準値の印字属性と動的変更の印字属性を設定してから,インポートを実行する。
-
インポートした結果はドローで確認する。
-
ドローまたはマップ生成で物理マップを作成して,実行環境に置く。
-
- 実行環境での操作
-
-
APを実行し画面を表示する。
-
論理ハードコピーを実行する。
-
印刷の結果,NOPRINT指定のフィールドは印刷されていないことを確認する。
-
論理ハードコピー機能の使用方法については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
なお,XMAP3 Developer 開発支援ユティリティ 05-00以前の製品では印字属性に,「PRINT」が仮定されます。
XMAP3 Developer 開発支援ユティリティ 05-02以降の製品では,印字属性に「PRINT」および「NOPRINT」の指定がない場合は,「NOPRINT」と仮定されます。
製品のバージョンの違いによる印字属性の指定と製品の動作を次の表に示します。
項番 |
印字属性の指定内容 |
05-00以前 |
05-02以降 |
---|---|---|---|
1 |
|
印字する |
印字する |
2 |
NOPRINT |
印字する |
印字しない |
3 |
指定なし |
印字する |
印字しない |
4 |
PRINTおよびNOPRINTの両方を指定 |
エラー |
エラー |