画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


20.3.1 サーバ側のログ情報(XMAP3 TP1/Web連携機能)

サーバ環境定義ファイルにログ出力種別を指定すると,実行時のXMAP3 Web実行環境ライブラリに関するログ情報を取得できます。このログ情報は,ログファイルとして次に示すフォルダに出力されます。

%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\HITACHI\XMAP3\Web\ADM

〈この項の構成〉

(1) サーバログに出力されるログ情報

サーバログに出力されるログ情報を次に示します。

出力されるサーバログファイル名は,「クライアントマシンのコンピュータ名.1」,または「クライアントマシンのコンピュータ名.2」となります。サーバログファイルのファイルサイズは10,240バイトまでに制限されているため,「クライアントマシンのコンピュータ名.1」のサーバログファイルがファイルサイズの上限に到達した場合,「クライアントマシンのコンピュータ名.2」が作成されます。

ただし,どちらのファイルもファイルサイズの上限に到達した場合は,ファイル作成日時の古いファイルを削除し,新しくファイルを生成します。

(2) ログ採取の対象となる要求

ユーザプログラムからのオープン命令(OPEN要求)時にサーバ環境定義ファイルが読み込まれるため,サーバ環境定義ファイルのログ出力種別に指定したログの採取対象となる要求は,表示・印刷命令(SEND要求),入力命令(RECEIVE要求),およびオープン命令(MDO要求)です。

XMAP3 Web実行環境ライブラリのオープン命令(OPEN要求)時やクローズ命令(CLOSE要求)時にエラーが発生した場合は,「%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\HITACHI\XMAP3\Web\ADM」のフォルダに「xmapwlib.1」,または「xmapwlib.2」のファイルへログが出力されます。

サーバログファイルと同様に,これらのファイルサイズは10,240バイトまでに制限されているため,「xmapwlib.1」のファイルがファイルサイズの上限に到達した場合,「xmapwlib.2」が作成されます。

ただし,どちらのファイルもファイルサイズの上限に到達した場合は,どちらかファイル作成日時の古いファイルに対して,新規のログ情報が上書きされるため注意してください。