19.12.1 メッセージの形式
- 〈この項の構成〉
(1) syslogへの出力タイミング
syslogへメッセージを出力するタイミングは次のとおりです。
-
XMAP3サーバの起動時
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XMAP3サーバの停止時
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XMAP3サーバのエラー発生時
(2) syslogの出力形式
syslogの出力形式を次に示します。△は半角スペースを示します。
MMM△DD△hh:mm:ss△ホストマシン名△[PID]:KBXPnnn00-Z△メッセージテキスト |
syslogの出力項目の意味を次に示します。
- MMM
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出力月を英語3文字で出力します(例:10月の場合「Oct」)。
- DD
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出力日を出力します。
- hh:mm:ss
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出力時刻を「時:分:秒」形式で出力します。
- PID
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プロセスIDを出力します。
- KBXPnnn00-Z
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メッセージIDとして次の内容を出力します。
KBXP:XMAP3サーバのメッセージであることを示しています。
nnn:500〜599の範囲で,メッセージの番号が表示されます。
00:UNIXであることを示しています。
Z:メッセージの種類として次の内容が表示されます。
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I:通知メッセージ
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E:エラーメッセージ
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W:警告メッセージ
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Q:応答メッセージ
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K:処理継続メッセージ
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- メッセージテキスト
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各メッセージのテキスト情報を表示します。
AIXでは,メッセージテキストが511バイトを超える場合,512バイト以降のメッセージテキストは次の行に出力します。511バイト目がマルチバイト文字の1バイト目である場合は,その文字は次の行に出力されます。
例えば,次のメッセージの1行目は「xpwdaemon」〜「XPWc」までが511バイトのケースです。この場合,下線部のように単語が分断され,以降のメッセージテキストは2行目に出力されます。
Oct 26 10:25:35 host1 [33684]:KBXP53600-I xpwdaemon start up :xpwdaemon … XPWc Oct 26 10:25:35 host1 [33684]:KBXP53600-I onfig -x /etc/opt/HIXMAP/XPWhosts