画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


16.5.2 サーブレットエンジンモードの場合の設定

サーブレットエンジンモードは,Cosminexus V9以降では動作保証外です。

〈この項の構成〉

(1) Webサーバ連携の設定

Webコンテナサーバは単体でも動作できますが,セキュリティや性能を考慮し,Webサーバ(Hitachi Web ServerまたはIIS)と連携して動作させることをお勧めします。

Webサーバとの連携には,Webサーバでの設定や,リダイレクタを使用したリクエストの振り分けの設定が必要になります。

Webサーバとの連携の設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」またはマニュアル「Cosminexus システム構築・運用ガイド」を参照してください。

(2) Webコンテナサーバの環境変数の設定(COBOL)

XMAP3 Cosminexus連携機能を利用したシステムを実行するため,次に示すWebコンテナサーバの環境変数を設定します。この設定は,開発言語にCOBOLを使用している場合だけ必要です。

(a) 環境変数CLASSPATHの設定

次の手順でCLASSPATHに「j2cbrun.jar」を設定します。

  1. Webコンテナサーバのユーザ定義ファイル(usrconf.cfg)をテキストエディタで開く

    格納フォルダ

    Cosminexusインストールフォルダ\CC\web\containers\サーバ名\usrconf\

  2. 環境変数CLASSPATHに追加する「j2cbrun.jar」を指定する

    設定値

    web.add.class.path = COBOL2002インストールフォルダ\LIB\j2cbrun.jar

    ファイルを保存します。

  3. Webコンテナサーバを再起動する

    Webコンテナサーバを起動するコマンドプロンプトも必ず再起動してください。

(b) Library Pathの設定

次の手順でシステム環境変数にLibrary Pathを設定します。

  1. Windowsのコントロールパネルを開いて,[システム]を開く

    システムのプロパティウィンドウの[詳細]タブの[環境変数]ボタンで環境変数ダイアログを表示します。

  2. 環境変数PATHにLibrary Pathを追加する

    設定値

    COBOL2002インストールフォルダ\BIN\

    設定の変更を[OK]ボタンで保存します。

  3. Webコンテナサーバを再起動する

    Webコンテナサーバを起動するコマンドプロンプトも必ず再起動してください。