画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


15.3.1 セキュリティに関する設定

XMAP3/Web for Cosminexusを利用したシステムでは,Webブラウザ上の画面表示にActiveXオブジェクトを採用しています。

Webクライアント側のInternet Explorerのセキュリティ設定で,Webサーバの属するゾーンに対して適切なセキュリティを設定する必要があります。このとき,セキュリティレベルのカスタマイズを使ってActiveXオブジェクトに関するセキュリティを設定してください。

Internet Explorerのセキュリティ設定は,グループポリシーで設定していない限り,ユーザごとに設定が保存されます。管理者ユーザ,標準ユーザ,それぞれのユーザで必要な設定を行ってください。

設定項目と設定値を次の表に示します。

表15‒12 Internet Explorerの「セキュリティの設定」設定値

設定項目

設定値

ActiveXコントロールとプラグインの実行

有効にする

スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行

有効にする

セキュリティに関する設定方法については,Internet Explorerのヘルプを参照してください。

また,接続するWebサイト(Webサーバの属するサイト)を,信頼済みサイトとして登録することでも対応できます。登録方法については,Internet Explorerのヘルプを参照してください。

なお,XMAP3/Web for CosminexusをInternet Explorer 7.0以降の環境で利用する場合,保護モードの設定を無効にする必要があります。信頼済みサイトのデフォルト値では保護モードの設定が無効です。起動HTMLのURLを信頼済みサイトに登録して利用することをお勧めします。保護モードについては,Internet Explorerのヘルプを参照してください。