14.1.4 Windowsサービスのコマンド
Windowsサービス上で動作するそれぞれのXMAP3サーバを操作するコマンドについて説明します。なお,ここで説明するコマンドは,Windowsサービスの「XMAP3 Server」を開始しているWindowsマシン上でだけ操作できます。
(1) 起動
(a) コマンド形式
XMAP3サーバを起動するコマンドの形式を次に示します。オプションの英字部分は大文字,小文字を区別します。
x3psvmng△{/start|-start}△SERVICESファイルのサービス名 〔△SERVICESファイルのサービス名・・・〕 |
- (凡例)
-
△:半角スペースまたはタブ
- 注
-
{/start|-start}は,どちらか一つを選択することを意味しています。
(b) コマンド引数
- {/start|-start}△SERVICESファイルのサービス名〔△SERVICESファイルのサービス名・・・〕
-
起動するXMAP3サーバのSERVICESファイルのサービス名を指定します。半角スペースまたはタブで区切ることで複数指定できます。SERVICESファイルのサービス名が「xpw」の場合も明示的に指定してください。
(c) コマンドの指定例
x3psvmng△/start△xpw△xpw2△xpw3
(2) 停止
(a) コマンド形式
XMAP3サーバを停止するコマンドの形式を次に示します。オプションの英字部分は大文字,小文字を区別します。
x3psvmng△{/stop|-stop}△SERVICESファイルのサービス名〔△SERVICESファイルのサービス名・・・〕 |
- (凡例)
-
△:半角スペースまたはタブ
- 注
-
{/stop|-stop}は,どちらか一つを選択することを意味しています。
(b) コマンド引数
- {/stop|-stop}△SERVICESファイルのサービス名〔△SERVICESファイルのサービス名・・・〕
-
停止するXMAP3サーバのSERVICESファイルのサービス名を指定します。半角スペースまたはタブで区切ることで複数指定できます。SERVICESファイルのサービス名が「xpw」の場合も明示的に指定してください。
(c) コマンドの指定例
x3psvmng△/stop△xpw△xpw2△xpw3
(3) 起動状態の表示
(a) コマンド形式
XMAP3サーバの起動状態を表示するコマンドの形式を次に示します。オプションの英字部分は大文字,小文字を区別します。
x3psvmng△{/state|-state} |
- (凡例)
-
△:半角スペースまたはタブ
- 注
-
{/state|-state}は,どちらか一つを選択することを意味しています。
(b) コマンド引数
- {/state|-state}
-
すべてのXMAP3サーバの起動状態をWindowsサービス中の「XMAP3 Server」に問い合わせ,結果を標準出力に出力します。標準出力の出力例を次に示します。
-
Service Name
Windowsサービス上の各XMAP3サーバが使用しているSERVICESファイルのサービス名です。
-
State
Windowsサービス上の各XMAP3サーバの起動状態を表示します。
STARTは稼働中を,STOPは停止中を表します。
-
(c) コマンドの指定例
x3psvmng△/state
(4) エラーメッセージ
エラーが発生した場合,エラーメッセージが標準エラー出力に出力されます。詳細については,「19.11.1(2) XMAP3サーバ管理コマンドのエラー情報」を参照してください。
(5) Windowsサービスの運用コマンドの注意
コマンド実行時の注意を次に示します。
-
コマンド実行前に,Windowsサービス中の「XMAP3 Server」を開始している必要があります。
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コマンドの実行はAdministratorsグループに属するユーザ,または管理者権限で実行したコマンドプロンプト上で実行してください。
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コマンドは,同時に複数実行して処理することはできません。