画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


13.2.1 配布対象のリソース

C/S構成での運用で,マシン間で配布するリソースについて説明します。

TCP/IP環境で使用するホスト名,IPアドレス,システムサービス名ファイル(SERVICESファイル),およびシステムホスト名ファイル(HOSTSファイル)については,配布先のサーバとWindowsクライアントのそれぞれで設定してください。

〈この項の構成〉

(1) サーバのリソース

(a) 配布の対象となる環境設定ファイル

  • 表示・印刷環境ファイル(X3PCONF/XPWconfig)

  • AP環境ファイル(X3MWDRV/XMAPdrv)

  • フォント構成ファイル(X3PFONT)

  • プリンタ構成ファイル(X3PPINF)

  • サーバAP名ファイル(X3PAPL)

  • サービス名ファイル(X3PHOST/XPWhosts)

  • サーバ起動ファイル(X3PSERV)

  • 仮想端末名ファイル(X3WMHOST/XMAPhosts)

注※

C/S構成の環境は,配布先のマシンで設定し直す必要があります。これらのファイルは設定のベースとして配布します。

(b) 配布の対象となるユーザファイル

ユーザが作成したファイルの中で,配布の対象となるファイルを次に示します。

  • AP

    OSが異なる場合は,配布先のマシンで再コンパイルが必要です。

  • マップ

    実行環境の配布では,物理マップ,書式イメージファイル,および行制御データファイルが対象となります。

  • 外字ファイル

(2) Windowsクライアントのリソース

(a) 配布の対象となる環境設定ファイル

  • フォント構成ファイル(X3PFONT)

  • プリンタ構成ファイル(X3PPINF)

  • 表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)

(b) 配布の対象となるユーザファイル

通常は,ユーザファイルは配布対象になりません。ただし,各Windowsクライアントで次のファイルを格納して運用する場合は,配布の対象となります。

  • グラフィックデータファイル

  • 外字ファイル

  • ウィンドウのアイコンファイル

  • ポップアップメニューファイル