9.2.5 書式オーバレイ印刷で使用できる環境変数
バッチファイルを使用して書式オーバレイ印刷する場合などに,書式名などの情報を環境変数で設定できます。
- 注意事項
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書式オーバレイ印刷は,Web実行環境,およびWindows版XMAP3サーバ/クライアント実行環境(64ビット)では利用できません。
環境変数に設定できる情報を次の表に示します。
項目 |
環境変数名 |
指定値 |
---|---|---|
印刷サービス名 |
XMAP3_PSNAME |
14文字以内の文字列 |
書式名 |
XMAP3_FMP |
8文字以内の文字列 |
書体指定 |
XMAP3_FORMAT |
1/2/9 |
印刷枚数 |
XMAP3_COPIES |
1〜32 |
印刷ドキュメント名 |
XMAP3_PRINT_DOCNAME |
259文字以内の文字列 |
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XMAP3_PSNAME(印刷サービス名)
出力先の印刷サービス名を指定します。ただし,APで印刷サービス名の指定がある場合は,その名称が優先され,環境変数で設定した名称は無効になります。
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XMAP3_FMP(書式名)
出力する書式名を指定します。ただし,APで書式名の指定がある場合は,その名称が優先され,環境変数で設定した名称は無効になります。
書式名は,拡張子(.fmp)を除いた8文字以内の文字列で指定します。
ここで指定した書式名と同じ名称(拡張子は除く)の行制御データファイルがない場合,65538((00010002)16)エラーとなります。
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XMAP3_FORMAT(書体)
出力する行データの書体を指定します。書体は,明朝体の場合「1」を,ゴシック体の場合「2」を,OCR体の場合は「9」を指定します。書体を省略すると,ドローの行データ属性で指定した書体が有効となります。
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XMAP3_COPIES(印刷枚数)
同じ書式を複数枚印刷するときの印刷枚数を指定します。印刷枚数は,1〜32の範囲で指定できます。印刷枚数を省略すると,「1」が仮定されます。
PDFファイルへ出力する場合,印刷枚数の指定は常に無効となり,「1」が仮定されます。
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XMAP3_PRINT_DOCNAME(印刷ドキュメント名)
出力する印刷ドキュメント名を指定します。印刷ドキュメント名は,259文字※以内の文字列で指定します。259文字を超える文字列が指定された場合,指定は無効となります。
書式オーバレイ印刷専用の環境変数「XMAP3_DOCNAME」も使用できます。印刷ドキュメント名は,259文字※以内の文字列で指定します。259文字を超える文字列が指定された場合,指定は無効となります。
環境変数「XMAP3_PRINT_DOCNAME」と,環境変数「XMAP3_DOCNAME」の両方を使用した場合は,環境変数「XMAP3_PRINT_DOCNAME」の指定が優先されます。
なお,環境変数「XMAP3_PRINT_DOCNAME」は,OLTP構成では使用できません。
- 注※
-
全角1文字は,半角2文字分として数えます。