画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


4.4 環境ファイル操作(Windows)

環境ファイル操作は,Windows版XMAP3の実行環境の設定情報をバックアップ,およびリストアするための機能です。環境ファイル操作では,実行環境のバージョン(VV-RR-/S)と同位かそれ以前の環境設定ファイルをバックアップおよびリストアできます。

環境ファイル操作を使用して,システムエラーに備えた保守用のバックアップファイルを取得できます。ほかにも,実行環境の構築に利用できます。

注意事項

環境ファイル操作はXMAP3開発環境でも提供されています。XMAP3実行環境と開発環境の環境ファイル操作は,異なるファイルをバックアップします。バックアップしたい環境に合わせて,環境ファイル操作を使い分けてください。

バックアップとリストアは,バックアップファイル(.sbk)を経由して実行します。バックアップを実行すると,環境設定ファイルがコピーされ,バックアップファイルにまとめられます。元の環境に復元する場合は,このバックアップファイルを使ってリストアします。ほかの実行環境に配布または移行する場合には,バックアップファイルを,ネットワークなどを用いてコピーしてリストアします。不要なバックアップファイルは,環境ファイル操作で削除してください。

環境ファイル操作の概要を次の図に示します。

図4‒3 環境ファイル操作の概要

[図データ]

環境ファイル操作については,「13.3 環境設定ファイルのバックアップとリストア」を参照してください。