画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド
AP実行時のエラーコードで原因が判明しなかったとき,または画面のちらつきや実行性能が向上しなかったときの原因解析のために,ロギング支援を利用して,ログ情報を採取します。
ログ情報はログファイルに格納されます。ログファイルの内容を調査することでトラブルシューティングに利用できます。ログ情報中の各種リターンコードの内容や,実行環境の設定状況を基に,問題となる原因を推定して誤りを訂正できます。
ログ情報の採取レベルには標準形式と詳細形式があり,デバッグの内容に応じて選択できます。常にログ情報を採取する状態にしておくと,APの実行性能が低下するので注意してください。
ロギング支援機能の概要を次の図に示します。
図19-2 ロギング支援機能の概要
OpenTP1(TP1/MCF)連携では,ロギング支援は使用できません。ログ情報を取得する場合は,OpenTP1のトレース機能を使用してください。
また,ターミナルサービス構成では,ロギング支援の一部の機能に制限があります。詳細については,「19.9.5 ターミナルサービス構成で利用する場合の制限」を参照してください。
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