画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド
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1.5.2 XMAP3インストール済みマシンへのインストール
XMAP3がインストールされたマシンにインストールする場合の注意について説明します。XMAP3がインストール済みのマシンへのXMAP3 Version 5のインストール可否を次の表に示します。
表1-1 XMAP3インストール済みマシンへのXMAP3 Version 5のインストール可否
| インストール済み製品 |
追加でインストールするXMAP3 Version 5製品 |
| XMAP3 Server Runtime |
XMAP3 Client Runtime |
XMAP3 Web |
XMAP3 Client 印刷拡張機能 |
| XMAP3 Version 4 |
XMAP3 EE |
○ |
○ |
◎ |
×※ |
| XMAP3 REP3 |
○ |
○ |
× |
×※ |
| XMAP3 RTS |
○ |
○ |
× |
×※ |
| XMAP3 Web(Cosminexus) |
× |
× |
○ |
×※ |
| XMAP3 Web(TP1/Web) |
× |
× |
○ |
×※ |
| XMAP3 Version 5 |
XMAP3 Developer |
◎ |
◎ |
◎ |
×※ |
| XMAP3 Server Runtime |
○ |
× |
◎ |
×※ |
| XMAP3 Client Runtime |
× |
○ |
◎ |
◎ |
| XMAP3 Web |
◎ |
◎ |
○ |
×※ |
- (凡例)
- ◎:インストール(共存)できます。
- ○:更新インストールとしてインストールされます。
- ×:インストールできません。既存の製品をいったんアンインストールしてください。
- XMAP3 Web:Version 5のXMAP3/Web for Cosminexus
- XMAP3 Web(Cosminexus):Version 4のXMAP3/Web for Cosminexus
- XMAP3 Web(TP1/Web):Version 4のXMAP3/Web
- XMAP3 EE:XMAP3/Enterprise Edition,XMAP3/NET
- XMAP3 REP3:XMAP3/REPORT3
- XMAP3 RTS:XMAP3/Enterprise Edition Run Time System,XMAP3/NET Run Time System,XMAP3/REPORT3 Run Time System
- 注※
- XMAP3 Client 印刷拡張機能は,XMAP3 Client Runtimeのオプション製品です。XMAP3 Client Runtimeがインストールされているマシンにインストールして使用してください。
- 参考
- Version 5のXMAP3/Web for CosminexusにXMAP3 Version 4をインストールする場合,XMAP3/Enterprise Edition,XMAP3/NETは共存できます。XMAP3 Version 5インストール済みマシンへのXMAP3 Version 4のインストール可否を次の表に示します。
表1-2 XMAP3 Version 5インストール済みマシンへのXMAP3 Version 4のインストール可否
| インストール済み製品 |
追加でインストールするXMAP3 Version 4製品 |
| XMAP3 EE |
XMAP3 REP3
XMAP3 RTS |
XMAP3 Web(Cosminexus) |
XMAP3 Web(TP1/Web) |
| XMAP3 Version 5 |
XMAP3 Developer |
× |
× |
× |
× |
| XMAP3 Server Runtime |
× |
× |
× |
× |
| XMAP3 Client Runtime |
× |
× |
× |
× |
| XMAP3 Web |
◎ |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:インストール(共存)できます。
- ×:インストールできません。既存の製品をいったんアンインストールしてください。
- XMAP3 Web:Version 5のXMAP3/Web for Cosminexus
- XMAP3 Web(Cosminexus):Version 4のXMAP3/Web for Cosminexus
- XMAP3 Web(TP1/Web):Version 4のXMAP3/Web
- XMAP3 EE:XMAP3/Enterprise Edition,XMAP3/NET
- XMAP3 REP3:XMAP3/REPORT3
- XMAP3 RTS:XMAP3/Enterprise Edition Run Time System,XMAP3/NET Run Time System,XMAP3/REPORT3 Run Time System
- <この項の構成>
- (1) XMAP3 Server Runtimeのインストール時の注意(更新インストール)
- (2) XMAP3 Client Runtimeのインストール時の注意(更新インストール)
- (3) XMAP3/Web for Cosminexusのインストール時の注意(更新インストール)
- (4) XMAP3/Web for CosminexusのWebクライアントへのインストール時の注意(更新インストール)
(1) XMAP3 Server Runtimeのインストール時の注意(更新インストール)
ファイル名やディスク容量は,新規インストール時と同じです。「1.5.1 XMAP3の新規インストール」を参照してください。
- 更新インストールで,すでにインストールされている実行製品はアンインストールされますが,実行環境は引き継がれます。
- XMAP3 Client Runtimeの環境に,XMAP3 Server Runtimeは更新インストールできません。XMAP3 Client Runtimeをアンインストールしてから,XMAP3 Server Runtimeをインストールしてください。
実行環境を引き継ぐ場合は,XMAP3 Client Runtimeの環境ファイル操作で,環境設定ファイルをバックアップしてください。XMAP3 Server Runtimeをインストール後,環境ファイル操作で環境設定ファイルをリストアします。
- XMAP3 Version 4の環境をXMAP3 Version 5に引き継ぐ場合,次のように操作してください。
- XMAP3/Enterprise EditionまたはXMAP3/NETの環境を引き継ぐとき
- XMAP3 Server Runtimeをインストールする前に,XMAP3 Version 4の環境ファイル操作で,環境設定ファイルをバックアップしてください。バックアップ前に,XMAP3 Server Runtimeをインストールすると,開発環境は引き継げません。環境設定ファイルをバックアップしたら,XMAP3 Server Runtimeを更新インストールしたあとで,XMAP3 Developerをインストールしてください。XMAP3 Developerの環境ファイル操作で,開発環境をリストアしてください。
- XMAP3/REPORT3の環境を引き継ぐとき
- XMAP3 Developerを更新インストールしたあとで,XMAP3 Server Runtimeをインストールしてください。「%TEMP%\_XMAP3_Developer\ETC」下のファイルを,「XMAP3インストールフォルダ\ETC」に上書きコピーしてください。
(2) XMAP3 Client Runtimeのインストール時の注意(更新インストール)
ファイル名やディスク容量は,新規インストール時と同じです。「1.5.1 XMAP3の新規インストール」を参照してください。
- 更新インストールで,すでにインストールされている実行製品はアンインストールされますが,実行環境は引き継がれます。
- XMAP3 Server Runtimeの環境に,XMAP3 Client Runtimeは更新インストールできません。XMAP3 Server Runtimeをアンインストールしてから,XMAP3 Client Runtimeをインストールしてください。
実行環境を引き継ぐ場合は,XMAP3 Server Runtimeの環境ファイル操作で,環境設定ファイルをバックアップしてください。XMAP3 Client Runtimeをインストール後,環境ファイル操作で環境設定ファイルをリストアします。
- XMAP3 Version 4の環境をXMAP3 Version 5に引き継ぐ場合,次のように操作してください。
- XMAP3/Enterprise EditionまたはXMAP3/NETの環境を引き継ぐとき
- XMAP3 Client Runtimeをインストールする前に,XMAP3 Version 4の環境ファイル操作で,環境設定ファイルをバックアップしてください。バックアップ前に,XMAP3 Client Runtimeをインストールすると,開発環境は引き継げません。環境設定ファイルをバックアップしたら,XMAP3 Client Runtimeを更新インストールしたあとで,XMAP3 Developerをインストールしてください。XMAP3 Developerの環境ファイル操作で,開発環境をリストアしてください。
- XMAP3/REPORT3の環境を引き継ぐとき
- XMAP3 Developerを更新インストールしたあとで,XMAP3 Client Runtimeをインストールしてください。「%TEMP%\_XMAP3_Developer\ETC」下のファイルを,「XMAP3インストールフォルダ\ETC」に上書きコピーしてください。
(3) XMAP3/Web for Cosminexusのインストール時の注意(更新インストール)
ファイル名やディスク容量は,新規インストール時と同じです。「1.5.1 XMAP3の新規インストール」を参照してください。
すでにXMAP3/Web for Cosminexusがインストールされている場合は,次のように操作してください。
- XMAP3/Web for Cosminexusの環境設定ファイルの内容を引き継ぐ場合
- XMAP3/Web for Cosminexusをアンインストールしないで,XMAP3/Web for Cosminexusを更新インストール(同一フォルダにインストール)してください。このとき,インストーラは,いったんXMAP3/Web for Cosminexusをアンインストールしますが,環境設定ファイルの内容は引き継がれます。
- XMAP3/Web for Cosminexusの環境設定ファイルの内容を引き継がない場合
- XMAP3/Web for Cosminexusをアンインストールしてから,XMAP3/Web for Cosminexusをインストールしてください。インストール後に,環境設定ファイルを再設定する必要があります。
- XMAP3/Web for Cosminexus 05-07以降に更新インストールする場合
- XMAP3/Web for Cosminexus 05-07以降では,Webサーバからの受信データの不正時にメッセージを出力するように「X3XWBJCS.JS」を変更しています。メッセージを出力するには,「X3XWBJCS.JS」を更新してください。
更新インストールでインストールする場合,すでにインストールされているXMAP3製品によって,インストールパス名が異なります。更新インストールの場合のインストール先を次の表に示します。
表1-3 更新インストールの場合のインストール先
| インストール済みのXMAP3製品 |
インストール先フォルダ |
| XMAP3/Web 04-xx |
XMAP3/Web 04-xxのインストールフォルダ |
| XMAP3/Web for Cosminexus 04-xx |
XMAP3/Web for Cosminexus 04-xxのインストールフォルダ |
XMAP3/Web 04-xx
XMAP3/Web for Cosminexus 04-xx |
XMAP3/Web for Cosminexus 04-xxのインストールフォルダ
(XMAP3/Web 04-xxのインストールフォルダは使用しない) |
XMAP3/Web for Cosminexus 05-xx
(Version 5のリビジョンアップ) |
XMAP3/Web for Cosminexus 05-xxのインストールフォルダ |
- 注意
- XMAP3 Version 4のXMAP3/WebおよびXMAP3/Web for Cosminexusに更新インストールする場合,更新前の製品の削除を示すダイアログがインストール画面に隠れることがあります。このダイアログの操作が必要な場合は,タスクバーのダイアログのアイコンをクリックするか,[Alt]+[Tab]キーでダイアログの表示を切り替えて前面に表示してください。
(4) XMAP3/Web for CosminexusのWebクライアントへのインストール時の注意(更新インストール)
ファイル名や適用OSは,新規インストール時と同じです。「1.5.1(2) XMAP3/Web for CosminexusのWebサーバにアクセスするWebクライアントの設定」を参照してください。
- XMAP3 Version 4でWebクライアントとして使用していたマシンをXMAP3 Version 5のWebクライアントとして使用する場合,XMAP3 Version 5用のXMAP3 ActiveXコントロールをインストールする必要があります。XMAP3 Version 5用のXMAP3 ActiveXコントロールのインストールについては,「1.5.1(2)(a) Webクライアントへのインストール」を参照してください。
- XMAP3 Version4の起動HTMLは,XMAP3 Version 4用のXMAP3 ActiveXコントロールにだけ対応しています。XMAP3 Version 4でWebクライアントとして使用していたマシンをXMAP3 Version 5のWebクライアントとして使用する場合,XMAP3 Version4の起動HTMLをXMAP3 Version 5用の起動HTMLに改修する必要があります。XMAP3 Version 5で提供している起動HTMLサンプルを基に改修してください。XMAP3 Version 5用の起動HTMLについては,「16.4.1 起動HTMLのカスタマイズ」を参照してください。
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