16.3.11 日付・時刻項目
(1) 日付・時刻項目の定義
GUI画面とGUI画面内のフィールドボックスおよびCUI画面では,各項目の名称が次の表のように異なります。
日付・時刻項目 |
GUI画面 |
フィールドボックスおよびCUI画面 |
---|---|---|
出力項目 |
出力日付・時刻テキストボックス |
出力日付・時刻フィールド |
入出力項目 |
入出力日付・時刻テキストボックス |
入出力日付・時刻フィールド |
各項目の名称は,それぞれの画面での名称に置き換えてください。
-
出力項目
出力日付・時刻テキストボックス,または出力日付・時刻フィールドに対して生成されます。
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出力項目:マップ名-FIELDnnnn-O
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繰り返し回数:縦,または横の反復回数
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長さ:論理項目の長さ。指定がないときはフィールドのデータ長
-
データ型:テキストボックス,フィールドのデータ型で設定
表16‒5 日付・時刻の出力項目のデータ型と使用できる項目 データ型
使用できる項目
99999
数字編集項目
(COBOLで桁数に満たない値を代入すると,COBOLの仕様によって「0」が設定されます)
文字(XX)
文字
-
-
入力項目
入出力日付・時刻テキストボックス,または入出力日付・時刻フィールドに対して生成されます。次に示す入力項目以外の定義内容は出力項目と同じになります。
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入力項目:マップ名-FIELDnnnn-I
日付,時刻入力項目では,入力する桁数をキー入力時にチェックするため,桁数に満たないデータの入力ができません。しかし,「入力済み」属性が設定されている場合,画面表示上のデータがそのまま入力データとなり,日付・時刻の出力項目のデータ型と同じデータ型指定に合ったデータで処理されます。日付・時刻の出力項目のデータ型については,「表16-5 日付・時刻の出力項目のデータ型と使用できる項目」を参照してください。
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-
入出力項目
入出力日付・時刻テキストボックス,または入出力日付・時刻フィールドに対して生成されます。論理マップは,入力論理マップと出力論理マップに分けて出力されます。定義内容は出力項目と同じになります。
(2) 日付・時刻項目の出力論理マップ生成規則とマッピング規則
日付・時刻項目の出力論理マップ生成規則と論理マップ生成規則について説明します。
(a) 可変項目の出力論理マップの生成規則
- COBOL
-
- ・文字項目の場合
{02|03} マップ名-FIELDnnnn-O PIC X(長さ)〔OCCURS 回数〕.
- ・数字編集項目の場合
{02|03} マップ名-FIELDnnnn-O PIC 編集文字〔OCCURS 回数〕.
- C言語
-
C言語使用時は,数字編集項目は指定できません。
unsigned char マップ名_FIELDnnnn_O 〔[回数]〕[長さ];
(b) 可変項目のマッピング規則
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APが出力項目データ名の領域に代入した内容と結果
APが出力項目データ名
の領域に代入した内容
マッピング
オプション
結果
すべてデータの場合
マージ,
論理マップ
代入されたデータを表示する。
先頭1文字がデータ有無コード
データ有無コード(1F)16を設定した場合,例としてX'1F414234'またはX'1F1F1F'のようなデータが該当する。このとき,表示形態が「全面書換」か「一部上書」によって次のように異なる。
全面書換の場合:何も表示しない。
一部上書の場合:直前に表示したデータのまま表示する。
データの後半にデータ有無コード
データ有無コード(1F)16を仮定した場合,例として
X'4142431F1F'のようなデータが該当する。この場合,代入されたデータを表示する(不足分は表示されない)。
−
物理マップ
データを表示しない。
(3) 日付・時刻項目の入力論理マップ生成規則とマッピング規則
日付・時刻項目の入力論理マップ生成規則と論理マップ生成規則について説明します。
(a) 入出力日付・時刻フィールドおよび入出力日付・時刻テキストを指定した場合
・入力論理マップの生成規則
- COBOL
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●論理マップ可変部の集団項目化を指定した場合
- ・数字項目の場合
03 マップ名-FIELDnnnn-H 〔OCCURS 回数〕. 04 マップ名-FIELDnnnn-I PIC 編集文字.
- ・文字項目の場合
03 マップ名-FIELDnnnn-H 〔OCCURS 回数〕. 04 マップ名-FIELDnnnn-I PIC X(長さ).
●論理マップ可変部の集団項目化を指定していない場合
- ・文字項目の場合
02 マップ名-FIELDnnnn-I PIC X(長さ) 〔OCCURS 回数〕.
- C言語
unsigned char マップ名_FIELDnnnn_I 〔[回数]〕[長さ];
- ・マッピング規則
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入力操作と入力項目データ名の領域の内容
《使用目的が日本語以外の場合》
入力操作
結果(入力項目データ名の領域の内容)
データを入力
データを入力項目データ名の領域に代入する。
フィールドキーを押す(すべて(00)16のデータ入力)
データ消去通知文字に従って入力項目データ名の領域をクリアする。フィールドキーを押したときのマッピング規則については,「16.2.10 フィールドキーを押したとき」を参照のこと。
入力操作なし
初期クリア文字に従って入力データ名の領域をクリアする。入力操作がなかったときのマッピング規則については,「16.2.12 入力操作がなかったとき」を参照のこと。
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