16.3.10 出力グラフィック
(1) 出力グラフィックの定義
出力グラフィックをドローで定義することで生成されます。
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出力グラフィック項目のデータ名:マップ名-GRAPHnnnn-O
データ名は,出力グラフィックダイアログの「データ名」で変更できます。
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長さ
ファイル名指定:12
フルパス64:64
フルパス128:128
フルパス259:259
(2) 出力グラフィックの論理マップ生成規則とマッピング規則
出力グラフィックの論理マップ生成規則とマッピング規則について説明します。
(a) 可変項目の出力論理マップの生成規則
- COBOL
{02|03} マップ名-GRAPHnnnn-O PIC X(長さ).
- C言語
unsigned char マップ名_GRAPHnnnn_O[長さ];
(b) 可変項目のマッピング規則
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APが出力項目データ名の領域に代入した内容と結果
APが出力項目データ名
の領域に代入した内容
結果
すべてデータの場合
- (指定されたファイルが存在した場合)
-
指定されたファイルを読み込み,グラフィックを表示する※。
- (指定されたファイルが存在しない場合)
-
表示されない。
先頭1文字がデータ有無コード
データ有無コード(1F)16を設定した場合,例としてX'1F414234'またはX'1F1F1F'のようなデータが該当する。このとき,表示形態が「全面書換」か「一部上書」によって次のように異なる。
全面書換の場合:何も表示しない。
一部上書の場合:直前に表示したデータのまま表示する。
データの後半にデータ有無コード,ヌルまたは空白
データ有無コード,ヌル((00)16),または空白((20)16)を(xx)16と仮定した場合,例としてX'414243xxxx'のようなデータが該当する。
この場合,後半のX'xxxx'を切り捨てたデータのX'414243'が指定されたファイル名となる。
- (指定されたファイルが存在した場合)
-
指定されたファイルを読み込み,グラフィックを表示する※。
- (指定されたファイルが存在しない場合)
-
表示されない。