16.2.7 動的変更
動的変更の論理マップ生成規則とマッピング規則について説明します。動的変更は,入出力テキストボックスダイアログ,または入出力フィールドダイアログで,出力だけに関する制御項目は出力テキストボックスダイアログ,または出力フィールドダイアログで「動的変更(APから表示属性を変更する)」を選んだときに生成されます。
- 〈この項の構成〉
(1) 動的変更の定義
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制御項目のデータ名:マップ名-FIELDnnnn-A
データ名は,各オブジェクトのダイアログの「データ名」で変更できます。
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長さ:2
長さは,ドローセットアップの「運用管理者用の設定」の[修飾名の設定]ボタンをクリックして表示される,修飾名の設定ダイアログで変更できます。変更するときには,「動的変更の種別」から「キャラクタコントロール(キーエントリ/選択エントリ)」を選択し,「修飾名長」で長さを設定します。
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繰り返し:フィールドの繰り返しと同じ
(2) 論理マップ生成規則
- COBOL
{02|03} マップ名-FIELDnnnn-A PIC X(長さ) 〔OCCRUS 回数〕.
- C言語
unsigned char マップ名_FIELDnnnn_A 〔[回数]〕[長さ];
(3) マッピング規則
- APが動的変更データ名の領域に代入した内容と結果
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- 上記ダイアログで「動的変更(APから表示属性を変更する)」を選んだ場合
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APが動的変更データ名
の領域に代入した内容
マッピング
オプション
結果
修飾名と同じ
マージ
修飾名に対応する表示属性を使って項目を表示する。
先頭にデータ有無コード,または修飾名以外(上記以外)
標準の属性を使って項目を表示する。
修飾名と同じ
論理マップ
修飾名に対応する属性を使って項目を表示する。
先頭にデータ有無コード,または修飾名以外(上記以外)
- (表示形態が「全面書換」の場合)
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標準の属性を使って表示する。
- (表示形態が「一部上書」で直前に表示したマップ名と同じ場合)
-
直前の画面の表示属性を変更しないでデータだけを書き換える。
- (表示形態が「一部上書」で直前に表示したマップ名と異なる場合)
-
標準の属性を使って表示する。
−
物理マップ
標準の属性を使って項目を表示する。
- 上記ダイアログで「動的変更(APから表示属性を変更する)」を選ばない場合
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標準の属性を使って項目を表示します。