16.2.8 入力バイト数格納項目
入力バイト数格納項目の論理マップ生成規則とマッピング規則について説明します。ドローセットアップの論理マップ属性で「入力データ長格納領域の生成」を選んだ場合対象になります。対象となるオブジェクトは,入出力テキスト(フィールド)になります。
- 〈この項の構成〉
(1) 入力バイト数格納項目の定義
ドローセットアップの論理マップ属性で展開方式の「入力データ長格納領域の生成」を選んだときに生成されます。
(2) 論理マップ生成規則
- COBOL
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- ・Windowsリトルエンディアン用
{02|03} マップ名-FIELDnnnn-L PIC S9(4) COMP-5 〔OCCURS 回数〕.
- ・Windowsビッグエンディアン用,UNIX用
{02|03} マップ名-FIELDnnnn-L PIC S9(4) COMP 〔OCCURS 回数〕.
- C言語
unsigned char マップ名_FIELDnnnn_L〔[回数]〕[2];
(3) マッピング規則
- 入力操作と結果(制御項目の内容)
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- 使用目的がカナ,英数の場合
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入力操作
結果(制御項目の内容)
半角のデータを入力
入力データ長を制御項目に代入する(埋字を含まない)。
全角または半角/全角混在のデータを入力,またはフィールドキーを押す。
(00)16を制御項目に代入する。
入力操作なし
入出力テキストボックス・フィールドダイアログで「入力済み(入力しなくても表示データをAPに返す)」を選び,画面出力データが半角のときは画面上のデータ長を制御項目に代入する。それ以外は(00)16を代入する。
- 使用目的が日本語でデータ型が漢字の場合
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入力操作
結果(制御項目の内容)
フィールドキーを押す
(00)16を制御項目に代入する。
全角のデータを入力
入力データ長(バイト数)を制御項目に代入する(埋字を含まない)。
入力操作なし
入出力テキストボックス・フィールドダイアログで「入力済み(入力しなくても表示データをAPに返す)」を選び,画面出力データが全角のときは画面上のデータ長を制御項目に代入する。それ以外は(00)16を代入する。
- 使用目的が日本語でデータ型が文字の場合
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入力操作
結果(制御項目の内容)
(00)16以外のデータを入力
入力データ長を制御項目に代入する(埋字を含まない)。
フィールドキーを押す
(00)16を制御項目に代入する。
入力操作なし
入出力テキストボックス・フィールドダイアログで「入力済み(入力しなくても表示データをAPに返す)」を選んだ場合,画面上のデータ長を制御項目に代入する。それ以外は(00)16を代入する。
- 使用目的が数字,数値,金額の場合
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入力操作
結果(制御項目の内容)
数字項目として正しいデータを入力
論理項目長を制御項目に代入する。
数字項目として不正なデータを入力,
フィールドキーを押す,
入力操作なし,または空白を入力。
(00)16を制御項目に代入する。