画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.9.1 サーバ側でのプログラム間の処理の流れ

サーバ側でのプログラム間(COBOLアクセス用Bean(またはTP1/COBOLアクセス用Bean),ユーザプログラム,および通信制御サーブレット)の処理の流れを次の図に示します。

図9‒9 サーバ側でのプログラム間の処理の流れ(次画面処理へのデータ引き継ぎ)

[図データ]

  1. 通信制御サーブレットでのセッション情報の生成・取得

    通信制御サーブレットでは,初回の業務起動時にセッション情報を生成します。次画面以降の処理では,セッション情報に保存されている引き継ぎデータを取得します。

  2. 通信制御サーブレットからCOBOLアクセス用Bean(またはTP1/COBOLアクセス用Bean)のsetter呼び出し

    通信制御サーブレットから受信データ設定用のsetterメソッド,および引き継ぎデータ設定用のsetterメソッドを呼び出します。

  3. 通信制御サーブレットから業務呼び出し

    通信制御サーブレットからユーザプログラム中のCOBOL AP(共通処理)を呼び出します。ユーザプログラムは受信データ領域と引き継ぎデータを引数によって受け渡します。

  4. 通信制御サーブレットからCOBOLアクセス用Bean(またはTP1/COBOLアクセス用Bean)のgetter呼び出し

    通信制御サーブレットから送信データ(ユーザプログラムの業務処理で設定した送信データ)取得用のgetterメソッド,および引き継ぎデータ取得用のgetterメソッドを呼び出します。

  5. 通信制御サーブレットでのセッション情報の保存

    通信制御サーブレットでは,引き継ぎデータをセッション情報に保存します。