画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


8.3 クライアントとサーバ間の処理の流れ

ユーザが作成するサーバ側のプログラムとして業務サーブレットを作成します。

クライアント側と,サーバ側のプログラムとのやり取りについて,処理の流れを次の図に示します。

図8‒4 クライアントとサーバ間の処理の流れ

[図データ]

XMAP3 Cosminexus連携機能では,送受信データの長さの情報を定義するデータ長設定領域,インタフェース情報を定義する共通インタフェース領域,および論理マップ領域を合わせた定義を送受信データとして使用します。

クライアント側から業務呼び出しが発生したときの,サーバ側でのプログラム間の処理の流れを次の図に示します。

図8‒5 サーバ側でのプログラム間の処理の流れ

[図データ]

  1. 業務サーブレット内で遷移処理呼び出し

    クライアント側からの呼び出しを受けて業務サーブレットがデータを受信します。

  2. 出力論理マップ領域の生成と業務処理の呼び出し

    業務サーブレットからXMAP3実行クラスライブラリが提供するクラスおよびメソッドを使用して,クライアント側からの受信データから入力論理データを参照し,次画面または帳票の出力データを設定します。

  3. 送信データの取得

    取得した送信データは業務サーブレット内で組み立てられ,クライアント側へ送信されます。