6.1.2 スプールの設定と印刷ページの関係
1ページを1文書でスプール登録する場合と,複数ページを1文書でスプール登録する場合について説明します。
(1) 1ページを1文書でスプール登録する
APとXMAP3の間で,APが1ページ出力したら,1ページを一つの文書としてスプール登録および印刷するようにします。
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Windowsの場合
スプールへの出力単位は,表示・印刷セットアップの「プリンタタブ」の「スプール書き出し単位」の指定に従います。「スプール書き出し単位」は,「1ページ毎」を選択します。詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
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UNIXの場合
1ページごとに出力するようにするには,XMAP3サーバを起動する前に環境変数に「XPWCSTMW=OFF」を設定するか,この環境変数を設定しないでください。環境変数については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
(2) 複数ページを1文書でスプール登録する
APとXMAP3の間で,APから複数ページの出力を要求して,APからのクローズ要求で一つの文書としてスプール登録および印刷するようにします。
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Windowsの場合
スプールへの出力単位は,表示・印刷セットアップの「プリンタタブ」の「スプール書き出し単位」の指定に従います。「スプール書き出し単位」は,「アプリケーション毎」を選択します。詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
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UNIXの場合
複数ページを出力するようにするには,XMAP3サーバを起動する前に,環境変数に「XPWCSTMW=ON」を設定します。環境変数については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
- 注意事項
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PDFファイル出力の場合,「アプリケーション毎」を選択してください。1枚目に指定した印刷ドキュメント名のPDFファイルにすべての帳票が格納されます。「1ページ毎」を選択して,印刷ドキュメント名が同じ帳票を連続出力すると,出力のたびにPDFファイルが上書きされるので,クローズ直前に出力したPDFファイルだけが登録されます。